こんにちは。
いじめられっ子体質改善トレーナーのNaokoです。
今日は「人とぶつかるのがコワイ」という意識についてお話します。
この気持ちは良識のある人なら誰にでもあると思います。
小学生でも3.4年生くらいになってくれば、このような意識を持ち出す子もそれなりにいます。
人とぶつかるのがコワイという気持ちが強いと、自分がバカにされたり、嫌なことをされたり言われたりされてもじっとガマンすることになります。
結果いじめの誘発に繋がることもあります。
↑こうなってしまってはいけません。
現代では
「怒ること」=子供っぽい
「大人になる」=文句言いたくても我慢する
というような意識が蔓延してしまっています。
しかし、
「怒ること」=「子供っぽい」→「良くないこと」という認識は必ずしも正解ではないですよ。
怒るという行為には「不愉快だ」という感情がダイレクトに相手に伝わるというメリットがあります。
理屈で「そういうことって、良くないよ、イジメだよ。」などと言うよりよほど即効性があるのです。
怒りの感情を露わにするのは、自分もスッキリするというメリットがあります。
ネガティブな感情を溜め込むのは心によくありせん。
「怒りを露わにするのは子供っぽくてよろしくない」という認識が蔓延しているからこそ、現代は困った人がやりたい放題しているという問題もあります。
ですが、こうやって怒りを露わにしても、そんなに大変な結果になる訳ではありません。
恐らくみんなが「おおごとにしたくないから黙って飲み込む」のは、ぶつかったら大変なことになると思っているからだと思います。
ですが、自分の経験からすると、ぶつかった方が上手くいくことも多いです。
特に、ものすごい大喧嘩の後は「雨降って地固まる」のように、お互いスカッとして気分爽快になることも少なくありません。
ですが、かく言う私も何十年も人とぶつかるのが怖くて言いたいことを飲み込み続けていました(汗)
でも、少しずつ変えていったんです。
1つ大切なことをお話しておきます。
ぶつかって上手くいくのは、相手も言いたいことをしっかり吐き出してケンカした時です。こういう人は「ケンカ上手な人」です。
相手が何も言わず黙って、こちらだけがひたすら言うパターンはスッキリせず終わることになることがあります。
それでも、こちらの意思を伝えたという点では良いことです。
いろいろ話して話題が逸れましたが、ぶつかるのが怖い人は、怖いという気持ちにばかり意識が向いています。
「こんなこと言ったら相手はどう思うだろう?」「明日からこの人とまともに目を合わせられるだろうか?」「関係が壊れてしまう」
どうでしょう?
こんなことばかり考えてませんか?
相手の反応ばかりに意識が向いていたら、何も言えなくなりますよね?
なので、怒りの方に意識を向けさせることが大切です。
に書いた理由をお子さんに話して聞かせてください。
そして、しっかり怒りの感情を意識させてください。そうすればぶつかる事へのハードルが下がることもありますよ!
