「むーー...ひょん」



「...うん?」



「...もしかして僕小さいんですかね」



男のプライドが静かに心の中で勝った頃


みこすり半に固執したチャンミンが
おもむろに俺を握りながら
何やら難しい顔をしだした


できればもう少し優しく握って欲しいが
眉間のシワが深まっていくマンネには言い出しにくい


今度は何だ...サイズ??


それは俺と比べてって...こと?



「ひょんが大きいんです?」


次から次へと...マンネの自信喪失が止まらない


真剣なチャンミンには悪いが
大きいと言われて嫌な男はいない


ヤバい...ニヤける



「ひょ、ひょんっ、ちょっ...また」



素直な俺の下半身



「すごい...なんか....強そう」


「そ、そう?」


なんか照れる
でも、強そうって...
褒められたのか??



「...気持ちいいんです?」


「あー...まあ」



掴まれてるだけだから、気持ち良いというか...
とにかくマンネの言葉に気分が良い


チャンミンの顔には明らかに羨ましいと書いてあって、自分のと俺を見比べて目をパチクリしてる


俺ってそんなに大きいのか??
気にした事なかったけど、そっとチャンミンのを窺えば...うん、俺の方がデカいなんて思ってしまう



妙な優越感は男のしょうもないプライド



「じゃあ、みこすり半でお願いしますね!」


「....」


心の中でニヤニヤしてたら、みこすり半で現実に連れ戻される 



「みこすり半ですよ!」


「た、たぶん」



....無理かな
男のプライド的にも、状況的にも



「いきますよ!いち〜」



「は?ちょっと待て、、」


いきなり?!
前触れもなく、いきなりおっぱじめだしたマンネによるカウントダウン


「にーー」


いやいやいや、
これは、何かの実験なのか?
色気も何も無い状態で擦られても...


みこすり半どころか、20回擦られてもイけない


しかも...


「チャンミン痛っい!」


「さーん!」


力任せに擦るから痛い
可哀想な俺のムスコよ



「ひょん...イかないじゃねーですか」


ぷーっと頬っぺを膨らませるチャンミンだが
そんなクレームをつけられても困る



「僕やっぱり...早漏...」



分かりやすく落ち込むマンネ



「じゃなくて、、、チャンミンのそれじゃイけないって...」



早漏だって、これじゃイけない



「なんでです?」


同じ男なんだからわかりそうなのに...
男って意外と繊細な生き物だ
はい、いち、にー、さーん...どうぞ、なんて
カウントダウンでイける奴なんていない


「気持ちくないの、ヒョン?」


カウントダウンではイけないけど


そんなウルウルな瞳で見上げられたら
ガムシャラに扱かれるよりちょっとキた



「...痛いよ」



「....痛かったんです?」



「うん、お前むちゃくちゃするから」



「....」



俺と下半身を視線が行ったり来たり...
俺の丸出しの下半身は馬鹿っぽいが、そんな俺の下半身をクルクルした瞳で見つめるマンネはなんか小動物みたいで可愛い


そんなチャンミンの頭が下がったと思ったら股間に生暖かい風がふいた



「ちゃ、チャンミンっ」



さっきの俺を真似てかフウフウ息を吹きかけだしたマンネに俺は焦った



や、ヤバい!!
いきなりの刺激で、これまた素直な俺がビクンッて反応する


ちょっと待て!



フウフウでイってしまうなんて...
みこすり半よりヤバい



耐えろ!ユノ!!



「んっ..」


奥歯を噛み締めて、なんとかもどかしいマンネのフウフウ攻撃を腹筋に力を入れてやり過ごす


しかも、下半身に顔を近づけてるその体勢が、上から見下ろすとまるでフェラしてるみたいに見えて視覚的にも相当ヤバい


マンネが俺のモノを咥えてる(ように見える)倒錯的な光景



見るな!見るな!見るな!と頭では警報アラームが鳴ってるのに、目が釘つげられたようにそこにから離れてくれない


心の中で神さま、仏さまに必死に祈る
俺のヒョンとして、男としてのプライドをお守りください



「ふうーっふうーっ...ん〜?どうですか?」



そんな切実な願いが届いたのかどうかは知らないが
吹きかけられる風が途切れて
なんとか最悪の事態を回避できたのかと、腹筋の力を抜く


ふう〜っ、た、助かった...
とにかく男のプライドは守れた



「....痛くなくなりましたか?」


ああぁ、その上目遣い...ほんとに弱い


チャンミンは男でマンネなのに
なんでこんな可愛いんだ?


....とりあえず、無闇に上目遣いで人を見上げないようにあとで厳重注意しておこう


とにかく今は一刻も早くこの場から退散したい
極度の緊張に俺はぐったりだ



「チャンm...」


「ひょんのヒョン君、痛くなくなりましたか〜?」



...ちょっと待て


ヒョンのヒョン君だと?



まさか、そのヒョン君とは...俺の下半身についてるその子のことか?



「大丈夫?痛くない?」俺のヒョン君に話しかけるマンネの姿にくらりと目眩がする


なんだよ、それ...


可愛い可愛い可愛い可愛い
可愛すぎる!!


一気に身体の中心に熱が溜まってくる



ヤバい!ヤバい!ヤバい!!



「うわっ...また大きくなった...ひょん、大丈夫みたいです!良かったですね〜♫」



無邪気なマンネが俺のヒョン君を指でなでなで...



.....。

あっ、無理。




「うっ..ぐぅ..」



「....うわあああっ!!!」


ダメだと思った時には、すでに心地よい下半身の開放感が俺を襲っていた



嘘...だろ



誰か嘘だと言ってくれ



男としてのプライドがガラガラと崩れていく



「ひょん!最悪!!」



いや、俺の方が最悪だ....泣。


無邪気とは、1番の武器ですなあ←遠い目
ふうふう攻撃かーらーのー、上目遣い。すでにここでギリギリ...ヒョン君なでなではダメ押しという事ですかね?笑
C.ひょんのヒョン君、大丈夫ですかぁ?


うん、大丈夫じゃないね...ユノヒョン、大丈夫。普通の反応。不可抗力だから!爆

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