【東方神起「新たな歴史を」 海外歌手初の日産スタジアム単独公演】
オリコン 8月19日(月)15時1分配信
人気グループ・東方神起が17・18日の両日、横浜・日産スタジアムで全国ツアーのファイナルを迎えた。同所での単独公演は、海外アーティストでは初のこと。メンバーのユンホは「新しい歴史をみんなで作れた気がしてうれしいです」と喜び、チャンミンは「東方神起のそばにいて守っていてくれることを感謝しています」としみじみ語った。
高さ30メートルはあるセットの上から2人が登場すると、歓喜する7万2000人。ユンホは「ついに日産スタジアムです。すごいことなんですよ！」と興奮気味に語り、「みなさんと一つになって盛り上げていきたい！」とチャンミンも気合十分。「Fated」でスタートし、のっけから「ANDROID」や「Superstar」とアップテンポなダンスナンバーで盛り上げたほか、楽曲によって赤や青、黄色、緑と色が変化する腕時計型の光るリストバンドが配られ、観客もステージ演出の一つとなった。
「Y3K」ではアリーナを取り囲む花道を宇宙船のようなモノレールで移動し、メインステージに控えるバンドメンバーを見て思わず「綿棒みたい」と会場の広さを実感するチャンミン。ソロコーナーでは、ユンホが「T-Style」で得意のダンスを披露、チャンミンがギター演奏しながら「Rock with U」を歌唱する場面も。「ここにいるみなさんのパワーをもらって、普段より疲れていない」（チャンミン）と広い会場を行き来する2人。「このステージに立てることが夢のようで、すごくうれしい。みなさんがいるから僕たちがいる」（ユンホ）とファンとの時間を楽しんだ。
アンコールでは、大人気曲の「Why？［Keep Your Head Down］」や映画『貞子3D2』(8月30日公開)の主題歌で新曲の「SCREAM」(9月4日発売)を初披露。ユンホは「みなさんの顔を見ながらステージの上で遊ぶのが一番楽しい」と満面の笑みを浮かべ、チャンミンは「これからも頑張るので、よろしくお願いします」と決意を新たにした。東方神起は全29曲約3時間半のステージを完走し、2日間で14万4000人を動員した。