先日挙げた猫ちゃんを飼っているご夫婦の奥さんの臨床です。

 やはり伏臥位を選択されました。

 裏丹田→胃→第7頸椎の気の入りを確認しながら、症状を聞くと、

「首が痛くて夜もよく眠れない。」とここと。

 

首の痛みは何らかのEg障害が原因と思いました。

胃の入りが悪かったので、胃にリフレクション&感謝のレスをしながらの捻転→臓器のEgの連絡→冬の△からEgの塊りを形成して胃に当てました。

 

奥さんが「手を当てているところがすごく熱いです。」とおっしゃるので、「それもよく言われますが、患者さんにより感じ方が違うようですね。ポケモンでいうところの、ご主人は電気タイプで奥さんは炎タイプなんですよ(笑)。」ご主人笑いながら納得。

<回答>

前回のリポートに続き、口から飛び出る「思い付き」のような説明で、うまく初回の患者さんのハートをつかんでる(笑)。

 

 人見知り猫がまたやってきて、私の横でくつろぎ始めました。

 奥さんの両脚にEgの滞りを感じたので、「もしかして脚が重くないですか?」と聞いてみたら、「実は立ち仕事をしていると両脚が重くなってきて、最後は膝が痛くなるんです。」とおっしゃるので、子宮にL2→左右の各卵巣にL3→生殖器全体をL231で整え→骨盤の各関節をL321→普通の定触をしたところ、右股関節がヒクヒクして自発動が始まりました(この時にご主人を呼んで自発動を見せると、驚くというより感心していました。)。

<回答>

あはは。。。

ご主人はせっかく始まった自発動をビックリして止めてしまったからね。

奥さんの自発、ちょっとうらやましかったかも。

 自発動のタイプは筋骨格の調整だったのですが、動くリズムが少し変だったので「もしかしたら、発散のタイプの自発も混合しているかも?」と思い、海馬からストレスチェックすると、ご主人ほどストレスがないのですが、「乱れたリズムの自発動と首の痛みの原因はおそらくEg障害だから、ストレスがご主人より軽いはずがない。」と思い、さらに海馬を覗いてみるとそれは二重底のようになっていて深い悲哀の感情が隠れていました。

 この感情は胃の重みにも連結していると仮定し、右手で胃に新しい定触をしながら「これから奥さんに色々語りかけますけど、全て無視してください。私に答えなくていいですよ。」と患者さんにお断りしてから「たぶん一気に出すと身体も心も辛すぎて潰れちゃうから出せるところまで、今まで対処しきれなくて心の奥に仕舞い込んだ感情を出せるところまで出してみましょう。大丈夫。そうすれば楽になれるし、私は最後まで付き合うから心配しなくても良いですよ。」と言い、左手で海馬に陰陽五行→太極図→過去に遡ってストレス消去→身体と精神のストレスの各伝達ルートをLで浄化と定触→ここからはご主人にはしなかった扁桃体をLでストレス消去と調整→視床下部にLで調整。自発動が激しくなりました。

<回答>

メンバーのみなさんは、

ここではK先生の「文言」から理解するべきだよね。

これ、いつも研究会のデモで切る「文言」だよね。

K先生がどれだけ情熱的に、貪欲にREN空術を求めているのか。私はここを読むだけでよく理解できる。

 「動きが変わりましたよね?これは、奥さんが持つストレス、ご自身にとっていらないマイナスのEgの発散するための発動です。身体が治したいと反応するようになりました。」というと、施術を見ているご主人は納得。そのタイミングで、ずっと私の横にいた猫が別室へ行ってしまいました。

<回答>

ネコちゃん。。。「発散の毒気」に当てられたかな???

敏感だからね、動物は。

 奥さんが「胃がすごく痛いです。胃の裏から何本も針を刺されているみたいです。」とおっしゃるので、「先ほど海馬を失礼して覗かせていただきました。実は辛すぎて、なかった事にして心に仕舞い込んだ悲しい感情が隠れていました。私、さっき奥さんに話かけましたよね?あれは実は奥さんではなくて仕舞い込んだ感情に語りかけていたんです。今、それが浮いて出てきている状態ですよ。大丈夫ですよ。この痛みは消えてしまいます。ただ、この感情に対しては、こちらから一方的な技をかけて浄化とか消去する事はしません。悲しい感情が納得するまでの愛情をかけてあげるのが一番良い方法なので、すみません胃に刺さる針が消えるまで感情が納得するまで、ちょっと時間がかかるかもしれません。胃の痛みが消えたら教えてくださいね。」と言い、胃に定触をしました。

<回答>

ここもREN空術の教科書通りの模範解答のような「文言」だよ(笑)。

メンバーが腐心するのはこういう「REN空術の場をつなぐための文言技術」だよね。

K先生、そこのところはもう自分のモノにし始めてる!

 

 比較的早く胃の痛みが消えてくれました。相変わらず下半身が動いています。私はまだ足りない。と思い「ここから先、私はお身体に触る事はしません。ちょっと頭の方に失礼させていただきますね。」と言い、胃から手を離し頭の方に行き両耳から浮かせた定触でストレス消去「ここはあなたのお家であなたのお城です。あなたは好きなように振舞って大丈夫ですよ。」というと上半身も動き始めました。そして、しばらくすると発動が治りました。

<回答>

ここの「文言」も秀逸です。

「どう患者さんを解放すか?」

そこは責めてもダメなんだよね。。。「二律背反の原理」を理解するなら患者さんにその扉を「閉じさせて」「開かせる」・・・分かるメンバーはこのことが分かるよね。

 そのタイミングで人見知り猫が戻ってきてまた私の横にくっつき始めました。

<回答>

という事は・・・。

結構、「あく抜き(?)」がうまくいったんだよ。

繰り返すけど動物は敏感だからね。

ご主人が「どうして?」と聞かれるので「さっきまで奥さんが動いて、身体に溜まったマイナスのEgを発散していたから、逃げたのだと思います。今、治ったので帰ってきたんですよ。」というとご夫婦は「やっぱり動物って気とかそういうものが分かるんですね!!」と大感激してました。

<回答>

あはは。。。うまくまとまったッ。。。

 私は、、、、、

(ちょっと盛り過ぎたかな〜)

とも思ったんですけど、喜んでもらうに越した事はないから、まあ、いっか(笑)と施術を終了しました。

<回答>

「盛り過ぎた」事、自覚してるなら尚更・・・「合格」だよ(笑)。

「盛って」つなぐのも大切な「場」の技術だよ。

「人の身体」の範囲が「どこからどこまで」か、それを規定できるなら「人を癒す」為にこういった技術がどれほど大切か分かるはずだ・・・と、研究会でいつも話してる。

 

その「触れる身体」が「患者さんの身体」じゃないもんなぁ。。。

ストレスや精神活動だけじゃなく、時間軸や観念まで背負ってる。。。

触れるものって「患者さんの身体」のほんの一部でしかない。

 その後奥さんの自発が始まっては止まり始まっては止まりと暴走を始めたので、丹田に気を落として自発を完全に止めました。

「これは奥さんが身体まだまだ発散したい。という事なのですが、一気に出すのは大変なので小出しに発散して

いきましょう。」と伝えました。

<回答>

そうだよ。ここは「あく抜き」ではなくて、奥さんが「動きたい♬」んだよ。自発動の発散の快感を知ったからね。

だからネコも逃げないハズ(笑)。

ここは「緊急停止」やもなし・・・だね。

 奥さんは激しい自発動で少しグッタリしてしまいましたが、「確かに私って、嫌だなとか辛いなと思っても忘れたことにしちゃうんです。それがストレスになって残っているんですね。あー、首が本当に楽です。」とおっしゃってくだいました。

 この会話をしている間に人見知り猫はどこかに行ってしまいました。

<回答>

施術が終わったなら、今後は知らないけど・・・もうK先生には寄ってこないよ(多分・・・)。

「人嫌いなネコちゃん」に戻ってるよ。

 今回は猫が良い仕事をしてくれたので、ご夫婦が更に喜んでくださったと思います。更に解説をずっとしていたのでREN空術の概念からの理解もよく、月1一回の長期の施術予約をGet!!できましたΣd(゚∀゚d)

<回答>

 

前回の旦那さん。その次の奥さんと「確実性」の高いREN空術を展開してます。で、メンバーへの示唆にも富んだ素敵な「リポート」でした。

また次回も楽しみにしています。

 

 

 

 

 

※本文青字REN空術の技術です。



 

 

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「REN空術研修会」 熊本8月・富山8月・大阪9月・新潟9月 開催決定。