釣果の上がらない最底辺のローカルアングラーですのであしからず。
ただメモ的とはいえブログとして晒す以上は見て下さっている方にたまには参考になるかもなので、釣り場やらポイントぐらいは書くようにするとか、良かったタックルは勿論ですが、ダメだった物も書くようにしています。しがらみ無いですからね。
で、これが参考になるかは分かりませんが
メガバスの社長が2日間の池原ダム釣行で3本の60upを釣ったお話の第3弾。
その参 ティージング
今までの合わせ技となっており少々長文です。
これはカツオやシイラ爆釣方と同じ釣り方だ。
超デカベイトをティーザー(囮)としてデカバス発見エリアで使用。
(この日は)このやり方でベッドのオスが異常にコーフンし、チェイスしてきた。メスもこれにつられて追尾してくるが、メスの反応はイマイチでサイト出来る深さまで浮上した途端、深いところにさっと戻ってしまうのだ。
そこでコーフン状態となったネストのオスを釣って、つられて興奮状態となったメスを釣るというアメリカでは、メジャーな釣り方を試すがオスを釣ってしまうとメスが居なくなるという状況だった。
そこで奥の手の奥の手。社長も過去2回しか成功したことが無いが、この時は成功したらしい。
まずティージングし、オスを興奮させ、これに纏わりついてくるメスを発見。
こいつはイケると判断。
(ここでオスを釣らずに)
オスとメスが戻って行ったネストに
オカシラヘッド+ギルカラーのジャンボギジットをキャスト。
まずオスに何度もパンチして、オスを徹底的に怒らせた。
オスがエラでアクビをし興奮がピークに達したところですかさず地味カラーにチェンジ。
オスは一発でついばんだ。
が、ここでフッキングはせず、ラインを心持ち張りつつ、緩めつつ(このへんの頃合いが難しいのだが)放っておく。
実はどんなナーバスなバスでもオスがクチにしたものだけには興味を示すのだ。
そのうちさっきまでボヤッとしていたメスが興奮状態のオスに纏わりつき始めた。
この時、オスにジグヘッドを吐き出させ(コツがいるぞ)一緒に興奮状態になったメスの鼻っ面へ誘導し、シェイク!
何をやっても駄目だったメスがやっとクチを使ってくれた。
これまでの所要時間は1時間。
愛があれば亭主のゲロだってクチに出来る(ほんとか?)究極の愛情を非情に応用するゲロ・フィッシング。
運、タイミング、執念、そして愛?の4つが揃わないと出来ない究極の裏ワザだ。
今後の人生でそう何度もできないかもしれん(まったく参考にならんな)
とまぁ、ホントか?というようなお話。
ただスポーニングでは無いが思いあたるのが追い喰いだ。
トップで1匹のバスが何度も追い喰いしてくるのじゃなく、サイト不可状態で100%刺さっただろう状態からのフックアウトからの追い喰い。
単純に追い喰いと思っていたが、普通はハリが口腔内をかすめるとスポーニング時を除き暫くその魚は釣れない筈だが、そんなにすぐ追い喰いしてくるもんなんだろうか?
もしかしたらスレているが他のバスが捕食?したので付いてきて、離したところを思わずパクリ。
この方が合点が行くのは俺だけ?
一発でフックセット出来てないので下手さを露見するカタチになるが、アタリがあって合わせてみたら、ちっさ~?からの、あらバレた…からの、おっ追い喰い!で、あれ?結構デカくね?
揚げてみたらナイスフィッシュと。
これを狙ってやるのは難しいが案外近い状況は身近で起こってるのでは?
社長の言うところのゲロ・フィッシュかもね?と適当なオチをつけておく。