こんにちは。yunです。

2010年3月~9月、イタリアに料理修行しに行った時の「yunのイタリア料理修行日記」に引き続き、ブログを書くことにしました。


以前のブログはこちら→ http://ameblo.jp/yunitalia/


さてさて。

2010年9月に帰国してからしばらく、実家でのんびりしたり、調理のバイトを2軒かけ持ちしたりしていましたが、そんな折にT氏のMBA留学が決まり、今年2月からバタバタと式場探ししながら 婚約→結婚→海外渡航 という運びになりました。


このブログは、2年間の米国田舎ステイのあれこれを書こうと思っていますが、まずは6月19日に開いた、Happy Wedding について。



yunのブルーミントン日記
※)これは、式の半月前に、「前撮り」したもの。八芳園さんのご好意で、愛犬ハナさんと撮らせていただく。実はこの時ハナさんがカメラマンさんを噛んでしまい、血ダラダラ・・・というハプニングもあったが、さすがプロ。流血何のそのでこんなステキな写真を撮ってくださる。



T氏の留学が決定したのが2月初。留学プログラムは6末から始まるため、それまでに籍を入れ、式をしなければならない。


土日を2回程使い、式場巡りをする。

・とにかく日にちがない!

・神前式希望だったので和装が似合う式場

・緑がある所がいいなー

・支出はできるだけ抑えたい!!


という希望があったので、割とあっさりと決定。八芳園にする。ハナさんと「前撮り」できるってのも決定打となった。


それからは、式場担当者と諸打ち合わせ。

ここでは、元某メーカーの購買マンとしての血が騒ぐ。「見積書」とかいって出されると、どうしてもコストダウンへの「隙」を探してしまう。

実際、結婚式の見積書とかいってブラックホールだらけ。言い方は悪いが、ここで気を許すといくらでも「ぼられて」しまうビジネスなのだ。

「客の足元を見る」というのもこのビジネスの一つの特徴らしく、そこでは「現状無職」という私の経歴が大いに役にたった(笑)

比較的八芳園は良心的で、色んなものを持ち込んで良かったので、お酒や会場装飾品を持ち込んだりして、質を落とす事なく我ながら見事なコストダウンができたと思う☆


そんなこんなで5回の打ち合わせ&交渉を経て、当日を迎える事となる。


よく結婚式経験者が、「準備は大変だけど、終わった後は必ず、やってよかったーって思う」と言うのを聞くが、これは本当である。

私は実は、あまり結婚式にこだわらない、という考え方だった。相手がやらない方向性だったら別にやらなくてもいいと思っていたし・・・

なんだけど、終わって思う、本当にやって良かったと。

一生に一度の「max着飾れる機会」というのも女子的に楽しかったが、何よりも今まで身の回りにいた人たちとの絆を心底感じられた事が、一番幸せな事だった。


29年間、小学校で、中高で、大学で、会社で、イタリアで・・・沢山の人と出会って来たんだな、そしてそんな素晴らしい仲間の一部は披露宴に来てくれて、そしてもう一部は二次会に来てくれて。

大好きな親戚も皆来てくれて。



式をする前、いくつか懸念点があった。



まず、一日中続くフラッシュ攻撃について。 


友達の結婚式には何度も出たことがあるが、毎回、「一日中人に写真を撮られて、注目されて、笑顔が引きつらないのかなぁ、つらそうだなぁ」と思っていた。普段あまり注目されるの好きじゃないし。

これについては実際、夕刻の二次会の時間帯になった時にはさすがに顔の筋肉がキツかったが、一瞬一瞬はとても楽しくて、写真を撮られる事も注目される事も全然苦にならなかった。


次に、母への手紙の件。


友達の結婚式では、必ず、母への手紙を聞き、他人ながらに感動する。その子の言葉そのものにも感動するのだが、どうしても自分の事に置き換えて考えてしまい、余計に涙してしまうのだ。 母への想いというものは誰もがそうだと思うが、ハンパなく深いものである。言葉にすることすら難しいのに、それをさらに「人に聴かせる用」に文章化しなければならない。これ難問である。結局、T氏曰く「この子はウケを狙いにいっているのだろうか?」と思わせてしまうような文になり、会場の笑いを誘う内容になってしまったが、友人には「私らしかった」と評価を受けたのでまぁよしとする。


yunのブルーミントン日記

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何よりも、結婚式が大成功したのは、沢山の人たちが色々と手伝ってくれたからだと思う。


・会場装飾の一部に使った100羽の鶴は、母が折り紙で折ってくれた。

・鏡開きの日本酒「天下一統」、余興として振舞った日本酒「羅生門」は、父の知り合いの酒蔵オーナーさんが安く譲ってくれた。

・ワインはイタリアワインバーのシェフから、こっそり仕入れ価格で譲ってもらった。

・すばらしすぎる新郎新婦紹介VTRは、大親友が作ってくれた。

・大親友であるピアニスト、福井亜実ちゃんの美しすぎるジャズ生演奏。

・ブーケ、ブートニア、お花の髪飾りは母の友人のブーケアーティストさんがすばらしいものを作ってくれた。


その他、二次会ではサークルの同期が力を合わせて仕切ってくれたり、後輩が会社のツテを使ってミラクルな余興VTRを撮影してくれたり。


周りにいてくれる人たちに感謝感激ですね!!

本当にありがとうございました!!


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