2019年10月9日
残暑という季節でもないが、
この日はカラッと晴れて暑い日だった。
その日は仕事で外出していた。
外出先での仕事が3時頃に終わり、
後は会社に戻ろうかとなったが
ふと
検査から10日経っているから、
検査結果が出てるかもなー
会社に戻る頃には5時だし。
大した仕事できないな。
外出先で時間が押したってことにして、
ドクターのところに結果を聞きに行くか…
その後の仕事をサボってクリニックへ向かった。
この頃には…
甲状腺のガンについてネットで調べまくり
甲状腺癌は他の癌に比べると比較的予後が良いケースが多いと知り
それならば症状が進んでしまう前に、治療に向けて早く進みたいと考えるようになっていた。
クリニックに到着。
受付を済ませ、待合室で待つ。
いつも朝から混んでいるクリニックだが、診察終了時間が近い夕方の時間だったためか、それほど人は多くなかった。
程なくして名前を呼ばれ診察室へ
診察室へ入ると、ドクターがいなかった。
どうやら隣の診察室で他の患者さんを診ているみたいだった。
その間に看護師が検査結果をドクターの机にそっと置く。
表向きに…
ドクターが来る前に見えちゃうじゃん
…
……
見ちゃえー![]()
そこには、、
クラスⅤ
乳頭癌と矛盾しない
このしこり…
やはり癌だった
癌…
放置すると命に係る…
手術しないと…
一大事のハズなのに、
この時なぜかホッとしていた
ようやくハッキリしたから
比較的予後が良いケースが多い乳頭癌だったから
前向きに治療に入れるから
これで進むことができる。
そう思ったからだろう。
ドクターが戻ってくる。
ドクター:「検査結果ですが…クラスⅤですね」
(すみません、もう見てしまいました。)
ドクター:「注意深く経過観察してきましたが、残念ながら癌という結果が出ました。」
(注意深く?エコー検査を1回飛ばしてたけど??)
ドクターは続ける
ドクター:「癌なので、手術となります。手術は…甲状腺を全摘。全身麻酔で行います。」
……
この言葉を聞いた瞬間、
何かが壊れていった…
