診察リスケから一週間。
病院から電話はない。
電話すると言いながらその後何の音沙汰もないことに痺れを切らしていた。
病院とは、不思議なところ。
なんの営業努力をしなくても、お客(患者)は沢山やってくる。
診察が押して待たされても、そうそうクレームをいう人もいない。
みんな黙々と自分の番を待って
診察を受けて
お会計をして帰っていく…
そう、だからね、個別対応なんてしきれないと思うよ。
きっと忘れてるんでしょうね。
でもね、患者からすると体や命を預けるわけで…
だから、「信頼」って大事だと思うんです。。
自ら言ったことは
守りましょうよー( *`ω´)
私は別の病院を探すことにした。
パソコンに向かい「甲状腺 専門 ○○市」(○○市は私の棲み家のある都市)と入力してポチっ。
いくつか病院が出て来た。
その中で「日本甲状腺学会認定専門医施設」というクリニックがあった。
おっ、何か凄い所そう。ここ良いんじゃね?
ちょっと遠いけど、今度の土曜日に行ってくるかー
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土曜日
さっと診てもらってさっさと帰ろう。
そう思って診察開始時間よりも30分も前にそのクリニックに着いた。
が、その時には既に10人以上人が並んでいた。
人気あるクリニックなんだなーと思って列の後ろに並ぶ。
診察開始時間となり順番に受付が進む。
私も受付をすませて待合室で診察を待つこと1時間。
「かずにぃさん、中へお入りください」
ようやく呼ばれた。
診察室に入る。
そこにいたのは70歳くらいの白髪のドクターだった。
ホント、地域密着型の町のお医者さんなんだな。
甲状腺の専門施設らしいけど大丈夫なのかな…
そんなドクターに失礼な不安を覚えながら、今回も握りしめてきた健診の結果票をドクターに見せた。
ドクター:「画像がないから、何とも言えないけどねえ。ちょっと首診せてください」
ドクターが首に手を添える。
ドクター:「ツバ飲み込んでみて」
ゴクリ。
その瞬間…
ドクター:「硬いねー!」
・・・・・えっ?
ドクターの言い方に一気に心が騒つき始めた。