特にLKとか記憶薄れまくりですが!

完全に失くなっちゃう前に書くぜ!!




まずはLK、この日のキャスト。




ラフィキ  金原美喜       
ムファサ  内田圭
ザズ  明戸信吾
スカー  川地啓友 
シェンジ  小林英恵
バンザイ  白瀬英典
エド  望月直人
ティモン  黒川輝
プンバァ  川辺将大
シンバ  北澤裕輔
ナラ  熊本亜記

サラビ  渡邉万希子

ヤングシンバ  早矢仕優弥

ヤングナラ  山内瑞葵


アンサンブル

鎌田純 平田郁男 近藤聡明 酒井康樹

山下純輝 本城裕二 深堀景介 文永傑 星潤

二村誠俊 鈴木智之 玉城任 石野喜一

海宝あかね 小笠真紀 渡辺由紀乃 松本昌子

千村璃永 千場綾子 木内志奈 秋山舞

濱田恵里子 松岡彩花 今彩乃 徳永真理絵




完全にざーシンバ目当てです。

申し訳ないけどそれ以外に何もない・・・・


私あまり、LKという演目が好きではないのです。

もちろんこれまでちょくちょくと見てますが

全てお金をかけないC席という・・・

もっといい席で観れば感動も違うんでしょうけど。


しかも観に行くときは確実にキャスト目当てで観に行きます。

「あ~LK観たいから観に行こうかな~♪」

なんて気持ちになって観に行くことは、ないかな?






◇一幕



ヤングシンバくんはベテランさんなので安心して観れましたが

ヤングナラちゃんはデビューしたてだったのかな?

【早く王様になりたい】で鳥の上に乗って手綱引くのさえ遠慮がち(笑)


それから象の墓場でハイエナに襲い掛かられそうになるときの

「キャー!シンバー!」の声のほっそいこと細いことwww

だめですね、子役ちゃんのことこんなに言っちゃ。

ガンバレ!おばちゃん応援してるゾッ☆



ってかヤングシンバくん素晴らしいですね。

自分のすべきことがわかっているというか、

どの場面ではこういう表情をして、

どの場面ではこういう振る舞いをして・・・

っていうのが基本に忠実で感激します。


額と額がくっ付き合うくらいムファサと向き合っても

笑わず真摯な瞳で見つめ返すのがなんとも。

当たり前か。



メスライオンの衣装が大好きです。

あの衣装でのダンス、溜め息が出るほど美しいですよね。

あれ考えた人天才だと思う。





◇ざーシンバ



ハクナ♪マタタ♪ハクナ♪マタタ♪ハクナ♪マタタ♪・・・

(舞台袖に消えていくヤングシンバくん)・・・・ドキドキ

「ーーっ 心配ないさ~♪」(ざーシンバ登場!)


イケル!wwwww

違和感ない!!

どんだけお腹たるんだシンバが出てくんだろうと思ったら

まぁ引き締まったまではいかないけど

ちゃんと若々しいシンバが登場してくれました!

肌は真っ白でしたけどね!



けど、シンバらしいあの元気ハツラツ!感というよりは

どことなく漂う紳士感・・・・(笑)

「僕の居場所はここじゃない気がするんだよ」とか言いながら

ぴょんぴょん飛び跳ねるあたりは

あまり北澤さんのイメージじゃなかったんですが

【愛を感じて】での甘い雰囲気の似合うこと似合うこと(笑)


照れくさそうに視線を漂わせるのが悶えるほど素敵でした。

ああーイイヨイイヨ~。イケメンが照れる姿イイヨ~。



【終わりなき夜】もすごく良かったです。

丁寧に丁寧に歌い上げてる感じが。

北澤さん、母音が“ウ”と“エ”である行の発音が

とってもとっても綺麗。

ラウルを思わせるような朗々とした響きが・・・・

っつーかもうラウルです(笑) 子爵がおる・・・



それから普段タラシ目なので(←容赦なく失礼)

【終わりなき夜】の最後、「光はあーふーれー♪」で

拳を突き上げてカッと目を見開くところは

力強く意外性があって素敵でしたー。

あれですよね。北澤さん玉木宏に似てますよね。

完全にプリンス系。


最後のCOLでプライドロックに昇っていくところは

既に王の威厳がビンビン(笑)

むしろムファサか!?くらいの威厳がありましたよ。

凄いですね、立ち姿や目線だけであれだけの威厳を表せるのは。



私の中でのベーシックシンバは

元気ハツラツ!若い王様!って感じのあっきーシンバですが

(登場シーンの笑顔が一番ハマってるシンバ)

それと比べると島村さんは“僕は王様じゃない!”って

いつまでも過去を引きずり続けるのが似合う

なよなよした草食系シンバで

(百獣の王が草食系って語弊が・・・)

北澤さんは子爵系シンバですね。(なんじゃそら)


そういえばあっきーって中尾明慶くんに似てますよね。

こっちも偶然あっきー!(笑)





◇熊本ナラ



よい!!!


私この日、とりあえずざーシンバにしか興味なかったので

他のキャストさんのことはあまり頭になく、

ナラも小松さんかな~?やっぱ上手いなー

くらいにしか思ってなかったんですが

幕間にキャスト表見てビックリ!熊本さんだったんですね。


叩かれる理由が私にはよくわかりません。

【シャドウランド】もとっても上手だし、

なによりあのナラ特有の真面目くさった台詞回しが上手です。

「ありえないスカー、そんなことありえない」の言い方が

力強くてとても好み!


この方のジェリロも好きですよ。

歌い始める前に「せーの!」って勢いつけるの、可愛いじゃないですか。

(褒めてる?)

まぁ元々私、ある程度歌えてたら

「ウマーー!!」って感動できるオメデタイ生き物なので・・・・

熊本さんも全然勘弁じゃないです。


むしろザズは・・・・ザズはあれでいいの?(笑)





この日は久しぶりに最初のCOLで泣けました。

【お前の中に生きている】の

ムファサと子シンバのやりとりで泣けるときもあるし、

「お前はわしのことを知りすぎている、ザズ」で泣けるときもあるし、

泣きポイントがその時々で変わるのがいいですね。

でも好きなキャストにならなきゃ観に行かない演目です。(←ヲイ)








次にオペラ座の怪人キャスト。

こっちも佐野怪人目当てで行っちゃったんですけどね・・・




オペラ座の怪人  佐野正幸
クリスティーヌ・ダーエ  土居愛実
ラウル・シャニュイ子爵  鈴木涼太
カルロッタ・ジュディチェルリ  河村彩
メグ・ジリー  中里美喜
マダム・ジリー  戸田愛子
ムッシュー・アンドレ  増田守人
ムッシュー・フィルマン  青木朗
ウバルド・ピアンジ  永井崇多宏

ムッシュー・レイエ  林和男

ムッシュー・ルフェーブル 齋藤譲

ジョセフ・ブケー 佐藤圭一


アンサンブル

金本和起 玉真義雄 松永隆志 五十嵐春

町田兼一 伊藤源 山口泰伸

勝田理沙 小島由夏 小野さや香 西田ゆりあ

古屋敷レナ 松本恵美 岸田実保 高田直美

平井佑季 山本紗衣 吉田絢香 松ケ下晴美





◇土居クリス



よくなってるジャマイカーーーー!!!!


感動しました!

物凄く稽古したんでしょうね。

ちょっとアレです。ぜんっぜん期待せずに観に行ったこともあって

いい意味で予想を裏切られたというか。


前に観たときは、クリスの第一声「それが、言えないんです・・・」

の棒っぷりにずっこけての幕開けだったので

今回もさてどんな棒が来るかな・・・と身構えてたのですが

ちゃんと間を取って、感情を込めての台詞になっていて見違えました。

でもね、その第一声を聞いたとき

「ああ土居さんってこういう声だったわwww」って思ったのは確か。

残念ながら声質がヒロイン向きではな・・・・げふんげふ。



TOMなんて、ぶっちゃけ貫禄ありまくりの苫ちゃんのTOMより

土居さんの初々しい歌声のほうがハマってて好きです!

前回のTOMは、土居さん一人で駆け足で突っ走っちゃって

オケが合わせるのが大変そうで、聞いてる方もハラハラでしたが

今回はそんな心配もなく。


メグから「なんて素晴らしいあなた、感激したわ~♪」って言われて

はちきれんばかりの笑顔になって、

「いつの間にそんなに上手くなったの~♪」で

ちょっと考え込むような表情になるとか、

とにかく表情が伴うようになったのが良いです。


ってか今だから言えますけど、メグやマダム・ジリーから

「素晴らしかったわ」「感激したわ」って言われたり

支配人コンビから「中々イケるじゃないか」

「あの子は掘り出し物ですよ!」って言われたりするのが

ものっっっすごく違和感あったんですよ、土居さん。

どこがやねーん!ってイライラしたりしましたけど・・・・

それを考えると、その違和感がなく受け入れることができるようになったのは

本当に喜ばしいことですね。

でもカーラのほうが断然歌ウマなのは相変わらずですが(笑)



マスカレードではつんのめる部分もあって、

涼太ラウルを素で驚かせていました。

ドジっ子クリス(笑)

あのーカテコでも皆と手を繋いだまま後ろに下がっていくとき

毎回毎回たどたどしい足取りなんですけどあれわざと?

それとも毎回こけそうになってるんです?(笑)



それから歌い出す前に頷くクセは相変わらず直ってませんね。

でもあれ可愛くて好きです。

高音は綺麗に出ますが、低音が・・・・

PONRで「焼き尽くすーーー♪」が全く出ずに

スッと消え入るようになるのが(笑)




◇涼太ラウル



あー、涼太氏に変わっちゃったのかー、

もうちょっと中井さんのラウル観たかったんだけどなー(´・ω・`)

ってのが正直な気持ちでしたが

もちろん涼太ラウルも好きですよ!


「えんっ!じぇるっ!」で相変わらず吹きますwww

どうして普通の言い方できないかなーと思いますが

それが涼太氏の魅力なので絶対に今のまま変えないで頂きたい。


それから「射殺しろ」が言えてないです。

しゃしゃちゅしろ、みたいな・・・・

あんまり滑舌よくないよね!

そんな涼太氏が大好きです。





◇佐野怪人



うわー・・・すごいアツー・・・・っていうのが感想です(笑)

初の佐野怪人。これほどまでいい意味で空回ってるとは。

だって涼太ラウルが全く空回ってるように見えなかったもんね!

怪人だけが一人空回って、自分自身を振り回し振り回され・・・って感じです。


タ怪人を見ていると、

アンマスクでもうちょっと激昂しないのかなーとか

ラストの叫びはもうちょっと感情込めてくれーとか欲が出てくるんですけど

その欲をこれでもかと満たしてくれるのが佐野怪人ですね。


この日中学生団体が多かったんですが、

あまりのアンマスクでの激しさに笑いが漏れる始末(笑)

いや、ぶっちゃけ気持ちわかるよ!

初めて見たときにこれだと笑っちゃうよね!

わかるけども!!(笑)

「地獄へゆけーー!!呪われろーーっ!!ゼハァ、ゼハァ!!」

って感じですね。ラストの地下も同じ。


本当に、壊れるか壊れないかギリギリの狭間にいる怪人。

こんな怪人を求めてた私ですが、

実際にその怪人を見て思ったことは

うん、やっぱり私のイメージする怪人像は

高井さんに行き着くんだなぁと思いました(笑)

あれだけ散々高井さん物足りないとか言っといて!!


個人的に思ったことは、

佐野さんの怪人はビースト要素がものすごく混じってるなぁと。

まだまだ子供で、自分のやりたい放題で、

でもクリスのことは誰よりも愛していて

手に入れたいと思っているけど

いざクリスからキスされると手を触れることが出来なくて・・・・

偏った形でクリスを愛した結果、

ベールを抱いて一人地下に取り残される場面は

ただの不器用な子供を思わせるような。

全ての拙さがビーストを思い出させます。


それに対して高井さんの怪人は、カリスマ的要素がとにかく多い。

そこまで乱れる姿は見せず、

最後まで気丈な姿を見せプライドの高さが垣間見えるけど

最初から最後まで完全に“音楽の天使”。

だからミラーやMOTNや墓場での操られ感が凄いのです。

これはクリス、ひょいひょいファントムに着いて行くのもわかるわー・・・

って共感してしまう。

私が重視してるのはどうもカリスマ的要素のほうらしいので、

(ってか、何度も高井さんを見てるうちに

高井さんがファントムのイメージ像として確立されてしまった)

私の中でのベーシックファントムは

いつまで経っても高井さんなんだと思います。

声質もなんだかんだで一番高井さんが好み。

とにかく陶酔できるんですよ。

佐野さんももちろん歌声は素晴らしいんですが

陶酔する前に圧倒されてしまってついつい客観的に見てしまう。


俳優さんの中でダントツ好きなのは

猫から大好きだったソンジェさんですが

それでもマイベストオブファントムの座は高井さんです。

ソンジェさんの演技は、佐野さんと高井さんのちょうど間って感じで

すごくバランスが取れてるイメージですね。

それでもやっぱり高井さんがいい(←しつこい)


墓場でのクリスを誘う手つきは

高井さんが天下一品ではないかと感じました。

あの、手首を縦にして

縦に開いた手のひらをスーッと左右に流す動作が・・・(* ̄∀ ̄*)

操られるわーwwww




それから佐野さん、MOTNでの

「心の赴くままーーー」とか「夜の調べの中にーーー」が

喉がキュッと窄まってる感じで高音がとにかくきつそう。

高音も高井さんのほうが安心して聞けます。

(高井さんも不調の時は割れちゃいますけどね・・・)


でも地下にクリスを連れてきて、

“とうとう連れて来た!連れて来たぞうっ!!”

って浮足立って興奮してる感がモロにわかって

ついつい微笑ましくなります(←?)

漂う童貞臭・・・wwwww


あとPOTOの「歌え!私のために!」で

自分の頭を撫で付けるのが高井さんより断然セクスィーです。

高井さんってどうしてあんな申し訳程度にしか頭触ってくれないのー!



天使像上も、佐野さんのファントムのほうが好きです。

あんなに絶望的に、か細い声で「愛も与えた、音楽も与えた・・・」

って歌っといて突然「これ程の辱めをーーー♪」の迫力がスゴイです。


ラストの地下の演技も切ないです。

クリスから「醜さは顔にはないわ・・・♪」って言われて、

予想外の発言に“えっ?”って顔になり

「けがれは心の中よ・・・♪」で寂しそうな顔になり

直後の「ほらどうやらお客さんだぁっ!!♪」で振り切れるところがイイ(笑)


クリスからキスされて、震える手でクリスの背に手を回し、

もう少しでクリスに触れる・・・そのギリギリのラインが絶妙で

涙を誘いますね。


全身全霊でクリスを愛し、

最後涙と鼻水でぐちゃくちゃになった顔で佇む佐野怪人は

やはり流石だなぁと思いました。

こんな神経をすり減らす演技して大丈夫!?

って心配になるほど。

精神的にも肉体的にも疲れますよねあれは・・・。

連投させちゃイカン(笑)





◇その他



サトケイさんのブケーイケメンやー(笑)

歌声が司祭でしたけどwww



サンボのりゅーじさんも素敵でした。

ムチ男よりもマスカレードの男女の人とか、

“第三幕からのバレエ”での男の子のほうが似合いますね。

男らしい役より少し女性的な役のほうが似合います。

多分踊り方が優雅なせいでしょうね。

お顔も整い過ぎてるくらい整ってるし・・・・


“第三幕からのバレエ”で、自分のすぐ近くでファントムの影が見えて

ぴゃーっと逃げ出す姿が可愛いです。





さて!今度はLMとレミゼのレポ書きます!

多分・・・