
1992年に、千葉県市川市でマンションに強盗目的で侵入し一家四人を殺害した19歳青年のノンフィクション。
その殺し方はあまりにも凄惨で戦慄がはしります…
どうしてこんな簡単にできるんだろってぐらい、残酷。
幼い時に父親に虐待されていたせいか、人間不振なところもあって
どうしても、本当の自分を表現する事ができなかったようです。
隠して生活している分、どこかで発散するんですね。
一家殺害をする前に女性を強姦するんだけど、その手口も大胆なものでした。
本の後半は逮捕され最高裁判決までの事、作者と少年との手紙のやりとりや会話が綴られています。
読んでいると、ムキ~~!っとなってきます。
どうしてこうなの?
反省してないじゃないの?
ってね。
彼は今もう30歳を超えてます。
そろそろ、死刑の執行もあると思いますが、
願わくば、謝罪の一言を聞きたいです。