現在広く使われている福沢諭吉・樋口一葉・野口英世の紙幣。
表面の上部には、アラビア数字で額面が記載されている。
右上・左上の2箇所にあるが、どちらも同じ字体・同じ大き
さ。
このため、縦に折ってずらして重ねると、数字のゼロを一つ
(原理的には二つでも三つでも)増やすことができる。
これでだまされる人はいないとは思うが、子どもにお年玉を
渡す際に、びっくりさせられるかもしれない。
2024年度上期をめどに、紙幣のデザインが、渋沢栄一・津田
梅子・北里柴三郎のものに変わる。これらの紙幣では、額面を
示すアラビア数字の字体や大きさが記載場所ごとに異なるた
め、上述のようなトリックは使えない。