前回、0000~9999 の1万個は、数字の順序を変えると同じ
ものになるものを1つのグループとすると、全部で715 の
グループとなることを述べた。
四則演算で10が作れるものと作れないものを区分けするには、
715パターンについて考えればよいことになる。
頑張れば人手でもできなくはないかもしれないが、やはりプ
ログラムを作って数えてみた。多分、間違えはないと思うが、
もしかしたらどこかに考え違いがあるかもしれないことをお
断りしておきたい。
ちなみに、次の3つのうち、1つは10を作ることができ、2
つはできないと判定している。もし、2つ以上できるという
方がいたら、ぜひ解法をコメント欄で教えて欲しい。
プログラムのミスがあることになるので改訂して再度計算し
たい。
5 3 7 7
3696
2 5 7 2
さて、1万個、715グループのうち10を作れるものを探すプロ
グラムで実行してみた結果は、
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715グループ中のうち、10を作れるのは 552グループ。
率にすると 77.20%。
0000~9999 の1万個のうち、10を作れるのは 8147個。
率にすると81.47%。
0000~9999までの数字が書かれた切符を受けとると、10回中
8回は10を作ることができることになる。
次回、最終回は、プロブラム作成時に使った方法を紹介する。
※2022/5/14に修正しました。
2022/1/7掲載のものには計算ミスがありました。
お詫びいたします。