今日は朝から嬉しいもこすけさんからの激励LINEに始まり、中学からの親友からの応援LINE、ここ数年私のために仏検の朝は必勝祈願の大福を食べ続けてくれている後輩からの大福写真付きLINE(大福を食べると試合で負けたことがない?とかいうジンクスから。私がジンクス破ってますが!)、Studyplusで勉強ログを共有している仲間からの応援メッセージ、元同僚からの実力発揮できますようにLINE、母からの笑顔で行こうLINE、最後に甥っ子からの頑張れ!テレパシーにたくさん勇気づけられて会場に行きました。

みんなでわっしょいわっしょいしてくれて本当にありがたいね〜!!!

 

座って勉強できる気分でもなかったので、好きな音楽を聴きながら30分くらい歩いて会場まで行きました。脳血流がいい具合にアップして試験に好影響を及ぼしてくれることを期待して。

 

14時から17時まで試験。

時間制限がある中で、残された問題と時間を天秤にかける時、一気に心拍数が上がるのを感じるハラハラドキドキ、スリル満点の時間。

夜は一次試験が終わったら見に行きたいと思っていたイラン映画 "サラリーマン" を見に行きました。

 

私がいつか行きたいと思ってる国の一つがイラン。

去年のカンヌ映画祭コンペティション部門で脚本賞、アカデミー賞で外国語映画賞を受賞してます。

サスペンスとしてのあらすじの面白さと、劇中劇の効果、イランの暮らしや人の在り方も同時に観察できるゆっくりじっくりめのカメラワークが魅力でした。

イスラム世界になじみのない人にオススメですが、女性がスカーフを被っている以外に宗教観を感じさせるものはありません。

そのおかげで、イスラムの人たちも私たちと同じような悩みやユーモアを持ちつつ目の前の日常をやりくりしている人間なんだってことを垣間見ることができます。

 

アメリカとサウジアラビアにテロ支援国家と非難され、つい一昨年までその核開発を理由に経済制裁を受けていたイラン。

 

フランスにはイランからの移民の人も多いようで、何年か前にLang8(語学添削サイト)で私の作文の添削をよくしてくれていたフランス人のルーツもイランでした。イランの伝統料理と日本のラーメンについて熱く語っていたなあ。

 

ニュース以外であまり話題に上らない遠い国のことは実感がわかず興味もわかないものですが、実際にその国の人と知り合いになると、それがほんのすこしの接点でもその国への興味となり、理解したいという行動につながるような気がします。

 

いつかイランを旅行して個人的フィールドワークをしたあかつきには一気に理解が深まるんだろうな。早くもっと安定した国になってほしい。今日映画を見て知ったこととして、イランはどうも雪も降るみたいです!

その時まであえて机上の勉強はせずに、アスガー・ファルハディ監督の映画を見るだけにとどめて、とっておこう。