「別れよう。」
それは突然やってきた。
「もう一緒にはいられない。」
「うそ!仲良くやってたじゃない!お別れなんて言わないで・・・!」
「ごめん。」
「つらい時も、幸せな時間も、いつも一緒にいてくれたじゃない」
「ごめん。」
「どうしても・・・?」
「どうしても。」
「・・・」
「ごめん。悪いとは思ってる。」
「・・・」
「一緒にいてあげたいけど、許される事じゃないのは ゆみも分かってるよね?」
「・・・!」
「大丈夫。ゆみならきっとやっていけるよ。」
「待って!行かないで!」
いや、突然なんかじゃない。
私だって気付いていたよ?
ただ、現実から目を背けていただけなんだと思う。
受け入れなければいけない。
別れがあるから出会いがある。
そう、私は一つ階段を登ったんだ。
年齢という階段を・・・!
今日は全国的に9月20日ですね。
世界的に見ても9月20日ですね。
念の為、今日は9月20日じゃないよって人、いないかなー?
大丈夫かなー?
はい、
おかげさまで私、誕生日を迎えましたー!
いやん!
またレベルアップしちゃったのね(((((└(:D」┌)┘)))))))
この1年間は例年にも増してスピード感に溢れていました。
溢れっぷりが半端ない。
なんか、もう、1年間が3ヵ月っくらいに感じました。
朝起きたらもう寝る時間だし、
月曜日かと思ったらもう金曜日だし、
気が付いたら、見始めた花子とアンもうすぐ終わっちゃうし、
あ、
花子とアン見始めたのは1ヵ月前からだった。
とにかくー、
私だけ時間の流れ早くないかー?
早送り再生されてないかー?
なんなら、フリーザやセル戦みたいな、1分間を何時間かけて放送してんのよ、ってくらいゆっくり過ぎても良いのよー?
って、
そんな感じです。
で、今年の誕生日は突然やってきた感が満載だったわけですが、
今までは、誕生日が近付くワクワク感と言ったら、
たまたま見た時計が9時20分だったり、
賞味期限が9月20日だったり、
そんな程度で、おっ、私の誕生日♪
なんて軽く浮かれ気分になって。
さぞかし誕生日の方もスキップしながら近付いてきてたと思う。
それなのに、
ここ数年の私ときたら、日々の生活に追われて誕生日に対する思いやりが欠けていた。
誕生日の存在を当たり前のものだと胡座かいてた。
このままでは記念すべき今日という日がかわいそう!
せっかく友達や家族におめでとうと祝ってもらってるのに。
そんな私の誕生日を不憫に思って、
気が付いたら
夜でした。
ゆみたす