若い頃は、ぶりっこ(死語?)が嫌いでした。

かわいこぶって、男の子ウケする仕草をする女子とか、

 

逆に、クールでいい女ぶって、

ワンレンの髪をかきあげて、キメの目線を送る仕草とか、

 

「ほんと、普通にしろよ」

「いちいちその動作やったあと、周り見んなよ」

 

って思ってました。(笑)

 

 

でもね、もうこの年になると、なんでもいいです。

人の仕草とか。

 

目の前で鼻ほじられたりするのは嫌だけど(笑)

 

わたしかわいいでしょー

綺麗でしょー ヒラヒラと

いい女でしょー

 

とかっていう仕草を見ても、

「あ、かわいいな」「あ、きれいだな」としか思わなくなりました。

 

簡単にいうと、舞台が変わったので、

サナギから生まれたばかりのきれいな若い子と張り合う気持ちが1ミリも無くなったのが原因と思われ、

その美しさと、堂々とした行動に嫉妬もしなくなったので

きれいでかわいいものを、そのままかわいいなーって思えるようになりました。

 

 

自分最高にして、何が悪かったのか

 

ということを、心の底から後悔するようになったからなのかもしれません。

 

他人の人生なのに、

どうしてそこまで他人の仕草に反応していたのか、

 

自分の人生なのに、

どうしてそこまで、他人の目線を気にしていたのか、

(悪い意味で)

 

ほんと無駄だった。

 

 

もしもまた20代、いえ30代でもいいや。

戻れるとしたら、

 

自分が好きなように振る舞って、

自分が好きなように生きて、

 

「わたし最高!!」 って言いながら

 

自分が好きなような恋愛するわー。

 

 

子供の頃から、自分大好きだったのに。

子供の頃から、よそいきのワンピースをこっそり着て、鏡に向かってニッコリするのが好きだったのに。

 

 

職場で謎の装いをしてる女性がいて、

そんな服どこで買うんだろう・・・って思ってるけど、

彼女は一貫して、そのスタイルとイメージを変えません。

 

本当に自分の好きに生きてる人。

 

その意思と、その自由さを見習おうと思った、

そんな春の日でした。

 

 

あざといの、最高ですよ!!

 

 

全然関係ないけど、駅のトイレとか、電車の中で、

何度も何度も鏡(スマホ)をみて、前髪を整えてる若い女子(男子)

 

何度も何度も何度も何度も指先で引っ張って整えてるけど、

駅から出て、風を浴びたら、終わりではないのかい?

それとも形状記憶なのかい?

 

おばさまはいつも謎に思うのでした。