お袋の味ってどんな味?
残念ながら、私には おふくろの味と言えるものがありません
私の実家は 塾屋さん
毎日 下校時刻から 夜遅くまで ご近所のお子様たちが
お勉強に来ます
当然 家族団らんは無く・・・
主婦業に憧れたのは この幼少期の体験から?
お台所仕事が大好きだった私は、下校後は時間を気にすることなく
自由にキッチンを使ってあれこれ調理

私は “ 小さなお母さん ”
母にとって私はとっても都合のいい子供だったに違いない

その証拠が 私を地元の高校に入れたがった事
「 近いのはいいよ、 近いと友達が多いし 」
地元の高校へ進学を決めた最後の決め手は母のこの一言
「 新しい自転車を買ってあげるから 」
今思うと そんなことで? ですが
まんまとその勧めにのってしまった私です

我が家の子供達は3人共に 高校時代、大学時代それぞれを
海外で過ごす機会がありました
子供たちが 留学前に必ずこう言います
「 最後は “ お母さんのチャーシュー ” を食べたい 」
そして 帰国前に必ずこう言います
「 帰国した夜は “ お母さんのチャーシュー ” を食べたい 」
私の チャーシュー 絶品です

上海から一時帰国している娘のお誕生日に
“ お母さんのチャーシュー ”

この照り
が食欲をそそりますよね 
連日バタバタで、チャーシュー以外は
チャーシュー以外は冷蔵庫から出して切っただけ
そんなお粗末なディナーでしたが
娘は大満足
ジュウジュウ音を聞きながら 目の前でカットするパフォーマンスは

カラダが小さな私が 一回りも 二回りも大きく見える瞬間なのかな

翌日も残りチャーシューでランチする娘

子どもたちにとって
“ お母さんのチャーシュー ”が
おふくろの味なんでしょうね

初心者の方にもお楽しみいただけるレッスンを開催しています
すぐそこに おいしいがありますよ


みなさまのご参加を心よりお待ちしています