マヌエル・ノイアー伝記
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中々の良書ですよん♪
今年に入って、
三茶のTSUTAYAのスポーツ本コーナーにしれっと
置いてあったのを見てこの本の存在をはじめて知りました。
あんま宣伝もされてなかったみたい。
AMAZONレビューも今のところ1件のみ。
こちらはいかにも男性向けファン向けの装丁。
最近「世界最高のGK」という評価もある
ドイツ代表の"Nummer1"(ヌマー・アインツ)マヌエル・ノイアーの本、
日本語にまでなっただけあってかなり面白かったです。
少なくとも私にとっては。
ドイツびいきにはお勧めの一冊です♪
2010南アW杯~シャルケのCL準決勝出場~
バイエルン移籍(にかかわる”KOAN NEUER”騒動)~
バイエルン3冠~2014ブラジルW杯優勝
上記が全て記憶にある人には
一連の出来事が
実はこういうことだった(またはこういうこともあった)的にわかるので。
この辺のことだんごむしも興味のおもむくままに
結構まめにブログに書きましたもんね^^;
(特に2010W杯からその後の2010-11シーズン)
当時を思い出しながら、
「ノイアーがオリバー・カーンをリスペクトしてないって
言われてたのはこういう意味だったのねぇ」とか、
「”KOAN NEUER”って
ノイアー自身がウルトラスだったから
起きた騒動なのか。たしかに尋常じゃなかったもんね」とか。
「キーパー大国ドイツ」とか言われて久しいですが、
日本では
ノイアーってカーンほど誰でも知ってる存在でもない。
でも女子人気は結構高いよね^^
GK大国ドイツ(ありがちな表現。。。)の系譜みたいなのがわかるので
それはサッカーファンにとっても興味深いと思います。
ドイツに生まれて、シャルケの子として育って、
代表に選ばれて、バイエルンでGKを務めて、
CLでもW杯でも優勝を経験。
サッカー選手として順調に
すべてを手に入れているように見えるノイアー。
まさか「小さいから」って理由で
プロになれないかもしれない過去があったなんて
想像もしませんでしたよ。。。
子供時代の「くまと一緒にゴールを守る」のシーンもちゃんと書いてあった
日本にどれだけいるのかわからないノイアーファンにとっては
「絶対読んでおくべき1冊」であることは間違いないです。
が、BVBファンが書いた(らしい)この本には
UCHIのことは一行も書かれていませんので、
内田篤人つながりでノイアーを知る人にはおすすめできません^^
でもノイアーとUCHIってやっぱり通じるものがある、
気が合うとすれば、それもわかる気はする。。。と思いました。
個人的にドイツ語からの訳というのは信頼度も高い。
この本の翻訳者は女性2名なんですね。
訳者のあとがきを読むとノイアーの
ブンデスリーガデビューを見ていたそうで、
「近所のおばちゃん心」を感じましたよ^^
ばら色ほっぺのノイアーが
ガチガチに緊張している姿。。。今では想像できない?
この訳者の方のタッグで
ロベルト・エンケの伝記、出してもらえないかしら。。。