ほんとのオバケ | Y女史のCloset

ほんとのオバケ

昨夜は、友のお誕生会だった

仕事を終えて慌てて帰り

速攻!身支度をしながら

出かけるときの定番メニュー

カレーを作り、自転車の用意をして

汗だくになりあせる外に出たら

雨が降ってきた!

が~ん、やっぱり降ってきたぁ!

6月6日だもの…オーメン

徒歩でGo!


♪6月6日に雨ざぁざぁ降ってきて~


絵描き歌でコックさんが描ける

この歌、何か面白いよねぃ


だけどこの歌、何拍子?

最初は、調子よく4拍子だけど


♪雨ざぁざぁ降ってきて~


のところは3拍子+4拍子に

なってるんだよねぃ!


ここがリズミカルで

前のめり感が出ていて

とっても効果的!




身内だけのパーティーに

俺が参加してもいいのか?

と思いながら行ったが

とってもアットホームな

パーティーで気持ちが和んだ


友は今年最後の30代なのだそうだ

そこいらへんから特に

自分は何歳だったか?

もうどうでもよくなる年頃だ

大切に一年間を過ごしてもらいたい


40代からは矢の如しなのだから…



日付が変わり

パーティーもお開きになり

外に出ると、しとしと雨が降っていて

何だか生ぬる~い

風も無く蒸していた


帰り道は墓地の横…



何か怖い!

反対の歩道に渡るが

見えたらどうしよう!

と思いながらも惹き付けられる様に

チラ見してしまう

見えるかも?と思う気持ちと

見えたらどうしようという気持ちが

交差して頭がおかしくなったのか


♪ぼぉ~がいっぽん、あったとさ~

  はっぱかなぁ?


とデカ声で歌いながら目は墓を凝視している

これならちょと怖くないし

見えてもいい気がした



せっかく、歌いながら見ていたのに

何も出てこなかった


自分には、霊感とかが何もないんだぁ…と

ちょとがっかりしながら


12時過ぎに帰宅したら

居間の照明がついている???



居間に行くとTVも点けっぱなしで

相棒が大の字で寝ていた



「ご飯食べたの?」


「たびぇてなぁ~い…」


「食べる?」


「たびぇる…」



ぶつぶつ文句を言いながら

用意をした


相棒は、目をつぶったまま

あぁ…眠たい眠たいと言いながら

カレーを食べている

実際、寝ている…

凄いなぁ!

寝ながら食べられるなんて

老後の練習をしているのか!


そして目をつぶって

失敗したぁ~、失敗したぁ~

と言いながら食べている



「何が!」



「う~ん…

 食べないでそのまま寝ればよかった

  目が覚めそうだぁ~~~」






なんだよ!

お前がオバケかよ!

死ねばいいのにパンチ!