1週間前の曇った土曜日。だいぶ遅れた父の日のプレゼントで、父さんをスカイツリーはとバスツアーにご招待したんだよ(´∀`)ノ
まだスカイツリーが出来上がる前に予約をしたので良かったものの、今はどのツアーも大混雑なんだって。スカイツリー当日券もすぐ売り切れちゃうんだって。
メンバーは、父さんと王子とあたし。母さんは家でお留守番。浜松町のホームに8時半に待ち合わせしました。父さんは5時起きで出発したそうな。
父さんとバスに座るつもりだったのに、『いいからいいから、夫婦で座りなよ。オレは後ろ席にひとりで大丈夫だから』と父さん。じゃあお言葉に甘えて・・と王子と並んで座ると、父さんの隣に女性客が座ると、早々に『いやあ、今日は曇で景色見えないですかねえ。今日は娘夫婦からの父の日のプレゼントでねぇー・・・』と早速自慢話を始めた!恥ずかしいからやめてくださいっ!その後バスガイドさんにも説明していましたよ。
バスはあっという間にスカイツリーに到着。外観を見る間もなく、駐車場から団体受付コーナーへ移動。ガイドさんからひとりずつ入場チケットが手渡されました。よく見るとチケットの写真が色んな種類があります。
ガイドさんが『ソラカラちゃんが写ってるチケットはレアなので当たりですよー』と言いました。やったあ!あたし、ソラカラちゃんチケット(〇´艸`O)
スカイツリーのエレベーターは四季になぞらえ、春・夏・秋・冬の4通りありました。のぼりのエレベーターは「秋」でした。
ゴールドの鳳凰がまばゆいエレベーターでした。
ほんの数秒で展望台へ。
外へ出ると思わず『わあっ』と声をあげてしまいました。
曇だったけれど、ちゃんと景色は見えました。でも富士山が見えなくてちょっと残念。
やっぱ高いなー。車がおもちゃみたいに走って見えるよ。晴れた日の夜景はキレイだろうなー。
展望台は3層になっており、2つ下へ降りるとガラス床のコーナーがありました。
地上が見えるガラス床の上に立ち『おおお。おっかねえー』と脅える父さん。ここに立つとふと真っ逆さまに落ちてしまうんじゃないかという衝動に駆られ、足がすくみます。
隣の女の子がクマをガラスの上に置いて撮影してたのですかさず隠し撮り。
ガラス床の上で記念撮影を撮ってもらえるコーナーがあったので並んで撮ってもらいました。係りの人が、
『ソラカラ~、撮るカラ~!!キレイに~、撮れたカラ~!!』
とテンション高めに掛け声をするので、申し訳ないのですが少々イラつきを覚えました。
くだりのエレベーターは「夏」でした。
隅田川の花火大会をイメージしたキレイな内装でした。
ソラマチの外へ出てみるとスカイツリーの外観が良く見えました。
『おう、これだこれだ』と一生懸命に写真を撮る父。
反り返っています。
3つの石のタワーからスカイツリーを見上げるスポットもありました。
一生懸命ソラカラちゃんを撮影している父。
ツリーの後はホテルでランチブッフェ。デザートまでしっかりいただきました。
後半戦は浅草めぐりです。
浅草が初めてだという父。雷門を見上げて『でっけえなあ』と驚いていました。目指すは浅草寺。寺に行く前に仲見世通りを歩きます。歩き食いできるお煎餅屋さんや、おみやげ屋さんがズラリ。
浅草寺に到着すると手を水でお浄めして、煙を浴びました。
あたしとビッグダディ。あ、ダディに見えるのは王子です。
『オレも撮ってくれ』と煙を浴びる父さん。
お賽銭を入れてお祈りを済ませた我々はおみくじを引くことにしました。
木製の箱の中に数字が書いてある棒が入ったおみくじ。ガラガラ箱を振って、出てきた数字の引出を開けて紙を取り出します。
あっ!王子は大吉!!浅草寺は大吉の確率が少ないという噂なのに大吉とは良いことありそうな予感。あたしは吉。うん、まあまあかな。父さんは・・?
『やいっ。凶じゃねえか!何やってもダメって書いてあらあ。ちきしょう。もうこんな寺こねぇ!』と暴言を吐く父。ちょっとー。なんてこと言うんですか。神様が聞いてますよ。憤慨している父をなだめ、ここに結べば大丈夫だよ と、おみくじを結ぶコーナーへ誘導しました。
「凶のみお結び下さい」の文字に不謹慎ながらも笑ってしまいました。
『もう1回引く!』と言う父。王子とあたしで『だめだよ。おみくじは1回きりだよ!』と引き止めるも聞く耳もたず。別の場所でガラガラする父。
今度は吉だったようでなんとか機嫌を取り戻したようだ。
その後は水上バスへ。水上バス乗り場付近も写真スポットだったので、パシャパシャ写真を撮る父。
『おう、ここは良い撮影スポットだー』とせわしない父。ちょうど屋形船がやってきました。
ご満悦な父。
水上バス乗り場にて。嬉しそうな父。とダディ。
水上バス内にて。嬉しそうな父。とダディ。
いくつもの橋をくぐり、勝どきにて下船。夕方になり、はとバスツアーは再び浜松町に戻り終了ー。あっという間の1日だったなあ。
『いやあ、本当に楽しい1日だったよ。ふたりとも本当にありがとう』と大喜びの父でした。帰りに山手線の電車内で別れ際に1通の封筒を差し出してきました。『フミを書いたから読んでくれ』とのこと。なんだなんだ?
家に帰って封筒を開けると手紙と1万円札がっ!!
『今日は本当にありがとう。ふたりが両親を楽しませてくれた結婚式からもうすぐ1年が経ちます。結婚記念日はこれで美味しいものをふたりで食べてください』
と書いてありました。なーーーーっ!!せっかくの父の日プレゼントが意味ないじゃーーん・・・( ´Д`)!!
でもせっかくのお気持ちなのでお金は頂戴し、お言葉の通り結婚式記念日は美味しいものをいただいてきました。またいつか父さんにお礼をしようっと。お礼の無限ループだなこりゃ。
とにもかくにも楽しい1日でした。
スカイツリーのはとバスツアー、おすすめです(´∀`)ノ