こんにちは。
今日は、運用をやるべき理由の2つ目「人生100年時代に備えるため」の続きを
お話しします
現在、日本は長寿国として有名ですが、それと同時に「少子高齢化」も進んでいます。
下のグラフを見ていただけると、一目瞭然だと思います。
1990年は、高齢者1人を約5.1人で支えている社会構造になっていたのですが、
少子高齢化が進んでおり、2025年には1人の高齢者を約1.8人で、2060年には
1人の高齢者を1.2人で支える社会構造になると想定されています。
年金受給額も、今度減少してしまうのでないかと不安になりますね。
そういう意味でも、将来の備えは考える必要があります
また、日本の公的年金のうち厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行なっている
「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)」というところがあるのですが、しっかりと
年金を支払うために、めっちゃ運用しています
2023年度第二四半期時点の運用資産額は、219兆3,177億円とのことです。
また、2023年3月末時点の状況ですが、日本の株式時価総額743兆円に対して、約50兆円
の株式を保有(約7%)しており、日本の株式市場における最大の株主でもあります
このようなことから、金融市場では、GPIFのことを「市場のクジラ」と呼ばれることがあります。
このような年金の管理を行なっているところも、将来の備えとして運用をしているということは、個人の資産もやはり運用は必要なのではないかなと思います