ここは時々お世話になる医院で、とても穏やかな先生。
まぁ、いぼとか湿疹くらいだが。
今まで何も感じなかったが
気にし始めると少しチクチクする感じがした。
「病は気から」を体現しているようだ。
症状を話すと触診をして
「大きさが10年以上前から変化がないなら脂肪腫かと
思いますが検査をしてみないと断定はできません。」
希望の医療機関を尋ねられたので
S病院の予約と紹介状をお願いした。
S病院の皮膚科は新しい棟で全てがゆったりしている。
中待合いやポケベルとかはない。
背が低くて大きなソファがあり、
何か時間もゆっくり過ぎているような気がする。
指示された診察室には女医さんのネームプレート。
呼ばれて入るとまたまた若い男性医師が座っている。
その後ろには名前があった女医さんが立っていた。
彼は研修医なんだなと思った。
触診は二人ともしたが若い先生は中々わかり難いようだった。
後ろの女医さんが「腕の位置によって違うから」とか言っていた。
「3cmくらいのしこりですね、エコー検査にいってから
またこちらへ。」
エコー検査を済ませて診察室。
「しこりに血流はなく、中もまわりの組織と同じです。
境界も明瞭なので脂肪腫。」
「このままにしておいていいと思いますが、
なくなることはありません。
盛り上がっている部分が擦れたりして不具合を
感じるようなら形成外科で切除することになります。
形成外科は紹介制で直接受診はできないので
希望の場合はまず皮膚科を受診してからになります。」
ほとんど指導医の女医さんが答えてくれました。
希少がんの二連発かと怯えていたが杞憂に終わって良かった。