私は各診断のメリットの１つとして
「好きなものを自分に寄せて着れるようになる」ということを挙げています。
たとえば
「似合ってるかどうかで言うとイマイチな気がするけど……
個性的なデザインやパンチの効いたスタイリングが好き。」
そんなときは、一体どうすればいいでしょうか？
個性的なアイテムは多くの人には当てはまらない
個人的な意見としては、この「好き」という気持ちは大切にしてほしい。
ですが違和感があるからこそ、診断に興味をお持ちなのだと思います。
まず、「個性的なデザイン」「パンチの効いたスタイリング」。
これがそのままハマる方は、なかなかおられません。
実際に世の中には、個性的なものよりも比較的無難な色やデザインのアイテムが多く存在します。
これは、より多くの方に買ってもらうためです。
ということは大多数の方が「悪くなく仕上がる」色やデザインになっています。
個性的なものは、一部の方には上手くはまるかもしれませんが、大多数の方には当てはまらないということが、このことからもわかると思います。
まずは自分のポイントを押さえてみましょう
そもそも
「個性的なデザイン」「パンチの効いたスタイリング」が素敵だな、と思うときは
どんな時でしょう？
それは、そのアイテムを身につけた人が素敵に見えるとき
ではないでしょうか。
そのアイテムだけに惹かれている、というよりも
モデルさんにマッチしていて、ヘアメイクやロケーション、ポージング、写真の写り方も含めた全体の印象に「素敵だな」と感じているはず。
そう、ここがポイントです！！
そのアイテムは、その方がそのように着るから素敵なのかもしれない。
自分が着た時に、同じように素敵になれるでしょうか。
個性的なアイテムは、中途半端に取り入れると頑張ってる感が出てしまい、取り入れ方も難しいのです。
闇雲にパンチのあるものばかりを取り入れると、着方に悩み、結局出番がないまま…なんてことも。
すごく個性的なものを選ばなくても
自分が得意なポイントに沿って選んだアイテムを
自分のポイントに従って組み合わせて、ヘアメイクやアクセサリーで調整したら。
いいところを引き出し、弱点もカバーしたオリジナルのスタイルをあなたが着ることになります。
個性的なアイテムに頼らずとも、意外と「あ、いいかも」と思えたりするものです。
眺めるものではなく、身に付けるもの
それでも、本当にそのアイテムが好きなら
シルエットを寄せたり、色を控えめにして取り入れたり、ご自身の得意なテイストに寄せていくと、マッチしていくと思います。
そのアイテムは、眺めるものではなくて、あなたの身につけるものです。
身につけた時に悪目立ちしてしまっては、本末転倒。
自分のことを素敵に見せてくれるように、好きなものを上手に取り入れる。
これが無理がない、素敵なオシャレだと思います。
そのアイテムは、あなたのことも素敵に見せてくれますか？
