ホリスティックファーム便り 「都心で楽しむ自然」 

ホリスティックファーム便り 「都心で楽しむ自然」 

自然農法の野菜・ハーブを取り入れたライフスタイル

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ローズ ROSE (Roza damasccena)
バラ科

水蒸気蒸留法で抽出されたバラのオイルはローズオットーと呼ばれています。

主要成分はシトロネロール・ゲラニオール・ネロールなどですが、成分構成は複雑で300種類以上の成分が含まれていると言われています。ロウ成分も含まれており、10℃前後で固形化します。

少量でも素晴らしい香りを放つので、他の精油より低濃度で使用します(高価ですし)。

今日はこのローズ・オットー(トルコ・ウスパルダ産)のエッセンシャルオイル使って乳液を作りました。

バラは神経系・内分泌系・肝臓などの強壮剤としてもすぐれていますが、
スキンケアーとして、乾燥肌から混合肌、敏感肌まで、あらゆる肌タイプに使用することができます。

このバラのエッセンシャルオイルですが、ハンドクリームや乳液などの化粧品に加えるだけで、
スキンケアーとしての効能はもちろん、同時に香りを楽しむことができとても便利です。
また朝使用するば、香水ほど強い香りではありませんが、自然で優しい香りが一日残ります。
(バラのエッセンシャルオイルは空気中に揮発するまでの時間が他のオイルに比べると長いので、香りが持続すします!)

下はトルコ・ウスパルダにある精油工場のバラの蒸留器です。
大きいですね~。


エッセンシャルオイル1滴を抽出するのに約50本のバラが必要です。
それも限られた時期に収穫される朝摘みのバラから作られます。
大切に使わなくちゃ。


ローズと言えばブルガリアと連想される方も多いのではないかと思いますが、

トルコ・ウスパルダ産のローズ精油も最高級の質を誇っています。



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ポーク用にブレンドされたハーブソルト(セージ・タイム・マジョラムなど)を使ってスペアリブ煮込みを作りました。

鍋 湯引きしたスペアリブにハーブとソルトをしみこませます。(私はハーブ風味が強いほうが好きなのでハーブソルトをふんだんに加えました)

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鍋 鍋にスペアリブと生姜・ガーリック・バルサミコ酢・オイスターソース・ジャムを少々入れ、赤ワインと水(1対1)をスペアリブが浸る程度に加えて蓋をし、弱火で40分程煮込みます。

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見た目と違い、意外と薄味です。
鍋に入れて煮込むだけなので手間もかかりません。

野菜やハーブにとって最高の季節がやってきます。
休日を利用してホリスティックファームに出来るだけ足を運びたいところです。

このところの急激な気温変化は野菜やハーブにとってはかなり過酷ですが、ローズマリーの花は強く・美しく咲き誇っていました。
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アンティーチョーク(Cynara scolymus キク科多年草)のつぼみを発見しました。

アンティーチョークは肝臓や腎臓の働きを活性化することで知られています。
また糖尿病にも良いとされています。まさに生活習慣病の強い味方ですね。

つぼみは食用ですが、葉はコレステロール低下作用があるとされ、メディカルハーブとして利用されています。

夏に向かって、収穫が楽しみです。
旬の時期になったら食べ方をお伝えしたいと思います。


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ホリスティックファームのマスコットガール、ラブラドール犬「IRA」 
出生地:ルーマニア 年齢:3歳 性格:賢く?・優しい
出産予定あり。これもまた楽しみですドキドキ


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先日、4月12日放送の所ジョージさん司会「シケンの花道」というNHK番組の取材を受けました 照れる

初めてのテレビ取材経験です。
自分が思っていたよりもずっと時間をかけて取材が行われていることを知りました。

取材内容は、ずばり「集中力を高めるために香りは効果的か?」

中枢神経機能をアップさせ集中力を高める香りといえば・・真っ先にローズマリーが頭に浮かびます!↓

ROSEMARY(Rosmarinus officinalis)
シソ科 木本
主要成分 αーピネン・シネオール・カンファー・ベルベノンなど

「海のしずく」として知られるローズマリーは、まさに頭がクリアーになるような清々しい香りを放ち、記憶力や集中力を高めてくれます(個人差はもちろんあります)。
また、身体に対しては、血液循環を促進し、肩こり、腰痛、リウマチ、関節炎などの症状を和らげる効果や、
肌(頭皮も含めて!)を活性化する効果などにも優れていると言われています。


私は、勉強中・作業中・仕事中、眠気を感じたときにはローズマリーの力をかりています。

残念ながら今回の取材ではローズマリーの力をかりることが出来ず、後半は集中力切れ、
その代わり、職場の方々や取材スタッフの方々に随分とご協力を頂き、何とか無事に終了しました。
ありがとうございました sei

桜(Prunus lannesiana var. speciosa)

バラ科サクラ属

落葉高木


桜満開ですね。


目で楽しむのも最高ですが、

かすかで爽やかな桜の香りを感じると気持ちがほっとします。


しかし、生の桜の花の香りにはそんなに強い印象がないはずですが、

「これが桜の香りだ」と認識できるのはどうしてでしょう?


桜が私たちの生活に密着しているから?

桜もち、桜の花の塩漬け(ののったアンパン)、桜茶など・・・


このさくら独特の香りは、桜の成分に含まれるクマリン(芳香族化合物)によるものですが、

桜の花や葉を塩漬けし発酵させることで生まれます。

おそらく私たちはこのクマリンの香りを桜の香りと認識しているのでしょう。


このクマリンの香には、リラックス効果あると言われています。

また、桜の花や葉を食べたり、お茶として飲めば、咳を止め(咳止めの薬の成分にもなっています)や、二日酔の防止(解毒作用・血行促進)などに役立ちますし、桜の葉のお風呂は、蕁麻疹、あせもなどの症状を緩和します。




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今年は1月ごろからスギ花粉の飛散を体感していました。

花粉症の私にとっては長い3カ月でしたが、もうすぐ解放されます。

ただ、ヒノキのアレルギーのある方はもうしばらくの辛抱ですね。


自然療法では、花粉症(アレルギー症状)が出現する2か月ほど前から免疫力を高めるためのアプローチが必要とされています。


私の場合は、花粉症の症状が出ていない時期はついつい気を抜いてしまい、症状が現れてから焦り始めるという習慣になっています。

次年度はこの習慣から抜け出したいと思います。



花2か月前から始めるアプローチとして・・・


とにかく免疫力を高めること!

エキネセア・チョウセンニンジンなどハーブやハチミツなど、免疫力を高めるものを摂取することが大切です。

精油を使うなら、やはりティートリーがお勧めです。



花症状が現れる2週間ほど前から・・・


ビタミンP(ビオフラボノイドといわれ正式にはビタミン類ではありません)を摂取すると、ヒスタミンを放出する細胞膜が安定し、症状が和らぐといわれています。

ビタミンPが入った植物にはローズヒップ・ソバ(ルチン)などがあります。



花花粉症が始まってしまったら・・・


症状を和らげるハーブとしてはイラクサ(ネトル)が最もポピュラーです。

その効果は科学的な研究からも判明しています。

そのほかには、エルダフラワー・カモミール・ペパーミントなども症状を和らげるのに役立ちます。


私の場合、イラクサはフリーズドライになった錠剤タイプのものを使用します。

エルダーフラワー・カモミール・ペパーミントは香りがいいので、香りを楽しみながらハーブティーとして飲んでいます。ここにラベンダーを少し加えると寝る前のお茶としても最高です。


また鼻の粘膜ピリピリするときは、カモミールメリッサ(レモンバーム)・ラベンダー・ユーカリラジアータ(ユーカリは粘膜への刺激が強いので少なめに)などの精油を熱湯に加え蒸気吸入します。

これらの精油はマスクに付けても良い感じです。



花食事療法の視点からは・・・


乳製品は粘液の生産を促進してしまうので出来る限り取らない方が賢明です。

反対に、ビタミンA・C・亜鉛・カリウムを多めに摂取します。


補足ですが、鼻が痒いときには、鼻うがい(水の食塩を加えたもので)をすると楽になります(好き嫌いがあるかもしれません)。


ただ、アレルギー症状には個人差があるので、ある人にはものすごく効くハーブも、他の人には全く効かないことがあります。

安全性を考えながらも、いろいろ試して、自分の体質や症状にフィットする植物を見つけたいです!



BUCKWEET ソバ (Fagopyrum esuculentum)

ダテ科 ソバ属

ビタミンBとルチンが豊富なことで知られていますね。


そばアレルギーの方は、そばに触るだけでも大変なことになってしまう場合があるそうですね。



朝食に、そば粉のガレットを焼きました。

フランス、ノルマンディー地方の郷土料理として知られているガレットは私の好物の一つです。

これも時短料理ですね。


シードルを飲みたくなりますね。


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目玉焼きとハム、チコリをトッピングしました。

(私はそば粉のクレープと目玉焼きを一緒に焼いてしまいます。らくちん)



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あっつ、慌てて焼いて、気泡がいっぱいですね。


ホリスティックファームのニンジンジャムガレットです!!


以前のホリスティックファームのニンジンジャムはニンジンと砂糖だけで作っていましたが、

パワーアップして黒砂糖や何種かのハーブがミックスされたものが登場しました。

味も4種あり、用途に合わせて利用できます。

パンにつけたり、ソースにしたり、料理の隠し味にしたりととても便利です。


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もう一品! ニンジンジャムの冷性パスタです。

パスタとニンジンを、ニンジンジャム・ビネガー・オリーブオイル・ニンニク・塩コショウで和えました。

ニンジンジャムに甘みがあるので、バルサミコ酢など甘いお酢よりも、

きりっとしたお酢の方が相性がいいです。



昨日、アロマテラピスト仲間の前島一美さんと、鎌倉、長谷寺に写経に行って参りました。

初めての写経体験で、やや緊張しながら、ご仏前にお参りし、墨を磨り、写経スタート。

書き終えた後は、爽快感の中に、心地よい疲労感を感じました。



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前島さんは、生薬やハーブを使用した化粧品作りのエキスパートです。

彼女の感性を活かし、クレンジングクリームからパックに渡り、独自の化粧品作りに取り組んでいて、

それを基材にセラピーを行っています(もちろん基材だけでなく、アロマトリートメント技術も最高です!)。

昨日も彼女の作ったハンドクリームをお借りし、大感激してしまいました。

使用感も香りも最高で、確実に進化してます。


彼女に刺激を受けて、少しサボり気味になっていた化粧品作りを再開しようと思います。


いろいろありがとう。






SAGE(Salvia officinalis)

シソ科

多年草



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葉の部分を食用やメディカルハーブとして使用します。

ほろ苦さと、甘い香りのハーブです。

消化機能を促進しする効果があり、粘膜を鎮静化するタンニンを多く含んでいます。

抗酸化作用にもすぐれています。


豚肉との相性が抜群です。



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セージ(あればタイム・ローズマリマリー・ニンニクなど)のドライハーブ、岩塩をミルで細かくしたものを豚ひき肉と和えたポークボールは、焼いたり、揚げたり、煮こんだりと、どんな料理法でも美味しくいただけます(実はホリスティックファームでポークハーブソルトが販売中されています・・・宣伝!!)。

あれば生セージをはさんでも美味しいです。


今日は、ニンジン、大根、ジャガイモなどを野菜スープストックで煮て、そこにポークボールと豆乳を加えてスープを作りました。

10分もあれば完了です。

味付けに少しナツメグとターメリック!


豚はつくばの健康豚。甘さのあるお肉でした!



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つくば健康豚と色々なチコリ種のサラダ。

チコリの軽い苦味は病みつきになります。

穀物やお肉、魚介など他の食材と合わせると、料理に凹凸感?アクセント?が生まれる感じがします。

これも時短料理ですが。。。


こんな料理の腕でも、美味しい野菜が味方に付いてくれて満足のいく食事になりました。


知多の自然と、

この野菜を愛情を持って育ててくれている方々、

頑張って育った野菜に感謝しなくては 

sei sei


ホリスティックファームからSAGEがもりもりの届く季節になったら、またSAGEについてご紹介したいです。

SAGEは香りや味だけでなく、花も楽しむことができるハーブなので届くのが待ち遠しい!