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グレイヘア・タロティスト
セイペンタ風楽(ぷら)です。
目まぐるしく時が過ぎ、
既にミュージカル「レベッカ」の大千秋楽が終わって三週間が過ぎました
遅ればせながら、ここで振り返ってみたいと思います
これまでダンヴァース役は保坂さんばかりだったのですが、やっと涼風ダンヴァースを観ることができました
想像以上に全く異なる二人のダンヴァース。
私の個人的な印象ですが
保坂ダンヴァースは最後までレベッカの代わりに抵抗を続け、ある意味、時が止まってしまった人。
涼風ダンヴァースは、感情の起伏が激しくて、途中、ポッキリ心が折れてこれまで信じ続けたものが崩れ去っていく人。
私はこの作品を「レベッカの悲恋物語」と観ているので、涼風ダンヴァースの方が私のイメージに近いです。
レベッカは結局、男性に限らず誰にも心を許せず、ダンヴァースのことも使用人としてしか見ていなかったであろう衝撃、のようなものを感じました。当時は身分がハッキリと分かれていた時代。当然といえば当然ですが、理解していると信じていたものが幻想だったと知った時の絶望はいかばかりか、と思わされます。
涼風さんには、8年前のダンヴァースとはまた違う面を観せていただきました。
二人のダンヴァースだからこそ浮き彫りになる。
これがダブルキャストの魅力でもあるのですよね
「レベッカ」という題名でありながら「レベッカ」は登場せず、誰かの語る言葉でのみ登場する存在。自由に「レベッカという人物像」をイメージできるところが、この作品の好きなところでもあります
そして、本公演でも最後までレベッカの心はマキシムに届かなかった〜(←まだ言ってる)
舞台はやっぱりやめられません
機会がありましたら、是非、ダブルキャスト公演を、それぞれのキャストでご覧になってみて下さいね
タロットさんに伺ってみると。。。
◆カップの9◆
すべてを手に入れたかのようにみえて
ひとつだけ手に入らないものがあった
マキシムの愛
最後までお読みいただき、ありがとうございました
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