こんにちは。焼きたてパンの匂いって癒されますね~♪
今日はもう少し国語の家庭学習について
具体的に書こうと思います。
私も娘も国語が得意ですが、ほとんど勉強をした
ことがありません。生徒さんの例を見ても、
1回50分のレッスンで週1で成果を上げています。
したがって、国語を得意にするには、勉強すると
いう考え方を変えることが大前提となります。
1つの文章をじっくりと読んで理解する。
これが、国語の取り組み方の基本です。
さらに、マーキングは読解をしやすくするための手段
であって必須ではないので、テクニックを優先すると、
かえって読解力の妨げになることも考えられます。
苦手から得意にするためには、
・勉強をさせない。
・量より質の学習を試みる。
・テクニックは手段として利用する。
・現状レベルを把握し、ステップアップする。
を意識してみるといいと思います。
では、実際に私が行っている学習法をお伝えします。
〇音読
説明文であれば段落ごと、物語文であればシーン
ごとに、声に出して読んでもらう。
読めない漢字はその場で読み方や意味を伝え、分から
ない文は補足をしたり、背景知識を教えることで
内容理解を確実にしていきます。
〇質問
物語文「主人公は誰?」「どんな気持ち?」
「なぜその気持ちなの?」 → 人物把握、心情、出来事
説明文「一番多く出てきた言葉は?」→ キーワード
「似たような言葉は?」 → 言い換え
「筆者の言いたいことは何?」 → 主張
このように質問をしていくことで、本文の大事な
点が押さえられているかどうかの確認をしていきます。
根本的な原因は勉強方法にあり、子どもに負担がかかって
しまうと、苦手意識が芽生え、できない→嫌い→拒否反応と
いった悪循環になってしまっていることが考えられます。
ご家庭でされる場合は、まずは上記の手順で本文に
書かれていることが理解できるようにすることから
始めてみてください。
子どもって本当に素直なので、分かるようになると
自然と苦手意識がなくなり、得意に変わりうるので、
ぜひ試してみてくださいね。
来週は具体的な解き方について綴ろうと思います♪