金沢で一番高い山 | 三四郎の鞄

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金沢在住。
身のまわりにあったことをつうじて、金沢の今を紹介していきます。


  

雲一つない快晴、浅野川の中島大橋から上流を眺めた。
 
左の方に三角形をした黒っぽい山があるが、これが大門山。
1572メートルで、金沢では一番高い山である。
その形から加賀富士と呼ばれている。
私はもっと大きく「金沢のマッターホルン」と呼んでいる。
 
普通に金沢で一番高い山といわれているのが医王山、939メートルである。
寺町台地から医王山と戸室山がくっきりと見えて、金沢の故郷の山というとこの二つの山が浮かぶ。
犀川の桜橋近くには、室生犀星の「故郷は遠きにありて」の石碑が建っている。

 
正面が卯辰山で、その上にちょっとだけ白い山がのぞいているが、名前は知らない。
この浅野川の流れを雪解川というには少し早い。
見えている橋は昌永橋。
向かって右側の左岸は瓢箪町、橋のたもとあたりは以前、岩根町といった。
今日の気温は予報では15度、暖かい一日だった。
 
 
 白山の大きく暮れて春寒し  迷亭
 
 春寒や鴨南蛮に振る七味