国宝犬山城を見学してきました。別名白帝城。1537年に小田信康築城。それ以降城主は目まぐるしく入れ替わります。戦い、地震、台風にも逢いますが、1935年に国宝となりました。現存する天守では最古ということです。

 

秋晴れに恵まれ、透き通る秋の日差しと紅葉です。

 

 

川の向こうは伊木山です。周囲360度見渡せる絶景です。

 

 

城とまちミュージアムには江戸時代の町並みのミニチュアがありました。

 

 

江戸時代に発展した城下町が平成時代には衰退化してしまったそうです。そして町おこし運動が始動しました。お城を中心に古い町並みを整備し直し文化資料掘り起こしたのですね。「10年前はシャッター通りだったんですよ。」と言う町の人の声が信じられませんでした。

 

からくり人形もそのひとつ。様々なからくり人形がありますが、茶運び人形が一番有名ですね。歴代作家の作品が展示されていて、ふくよかさや幼顔が少しずつ違ってかわいさもひとしおでした。からくり展示館もすぐ近くにあります。実演説明も充実していて町全体で江戸時代からの文化を継承していく様を知り、郷土愛を大いに感じたところです。

 

 

からくり人形の構造主体は歯車です。その技術は紀元前からギリシャであったそうですが、広く発展するのは1000年を待たなければならなかったこと。日本にも鉄砲と同じ時期に南蛮渡来として伝わり、平和が続いた江戸時代に庶民レベルにまで浸透したんですね。

 

 

Karakuriとして世界も今注目を集めているそうですよ。現代ロボットの原点でもあると知り納得。日本のロボットはかわいいですよね。機械工学は文化の力とその国の経済力で発展していくのですね。

 

犬山城の構造や歴史はもちろんですが、その城下町の発祥、発展、衰退、再生を知ることになりました。旅の目的は毎年恒例の兄弟姉妹の物見遊山ですが想定外の収穫は今回もありました。