イラスト『いらすとや』
フラ・アンジェリコ「受胎告知」
天使ガブリエルが現れ、マリアに神の子を身ごもったことを伝える。処女懐胎である。子の名前はイエス。
イエスは30歳を過ぎてから洗礼を受け、断食を行い修行する。悪魔の誘惑にも打ち勝ち、自らが救世主であることを証明した。
イエスは神の愛を説き、人々の病気を治したり、多くの人に食料を与えたり、さらには形式主義に陥っていた当時のユダヤ教も批判たりし、民の支持を集めた。
しかしその行いは時の権力者の反感を買い、次第にユダヤ社会から迫害の対象になっていく。
そんな中、イエスはユダヤ教の本拠地エルサレムに入る。
弟子達との食事の席でイエスは「あなた方のうちの1人が私を裏切ろうとしている」と言う。
実は、弟子の1人であるユダは金目当てで、祭司長たちにイエスの引き渡しを約束していた。
その晩、イエスの元に祭祀長や大勢の群衆が武器を持って訪れ、イエスを捕らえて連れて行った。
翌日、イエスはゴルゴダの丘において十字架にかけられ亡くなった。
イエスは自らの死をもって、人々が生まれながらに持つ罪を贖った。
そして墓に葬られた3日後に復活し、弟子たちの前に現れた。
イエスは40日間地上にとどまり、神の国について弟子たちと語り合った後、天へ昇っていった。(新約聖書)
≪参考≫
・【20分で新約聖書】あらすじ・登場人物・内容を解説! | INFO-JOY