【黄泉還り】イエスの復活 | 筑前由紀のプチトリップ

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2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
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お寺や神社に行ったりしています。

 

イラスト『いらすとや

 

フラ・アンジェリコ「受胎告知」

 

天使ガブリエルが現れ、マリアに神の子を身ごもったことを伝える。処女懐胎である。子の名前はイエス。


イエスは30歳を過ぎてから洗礼を受け、断食を行い修行する。悪魔の誘惑にも打ち勝ち、自らが救世主であることを証明した。


イエスは神の愛を説き、人々の病気を治したり、多くの人に食料を与えたり、さらには形式主義に陥っていた当時のユダヤ教も批判たりし、民の支持を集めた。
しかしその行いは時の権力者の反感を買い、次第にユダヤ社会から迫害の対象になっていく。


そんな中、イエスはユダヤ教の本拠地エルサレムに入る。
弟子達との食事の席でイエスは「あなた方のうちの1人が私を裏切ろうとしている」と言う。
実は、弟子の1人であるユダは金目当てで、祭司長たちにイエスの引き渡しを約束していた。

その晩、イエスの元に祭祀長や大勢の群衆が武器を持って訪れ、イエスを捕らえて連れて行った。


翌日、イエスはゴルゴダの丘において十字架にかけられ亡くなった。
イエスは自らの死をもって、人々が生まれながらに持つ罪を贖った。


そして墓に葬られた3日後に復活し、弟子たちの前に現れた。
イエスは40日間地上にとどまり、神の国について弟子たちと語り合った後、天へ昇っていった。(新約聖書)

 

 
レオナレド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」
 

ユダヤ教の経典である「旧約聖書」には、神が選んだユダヤ民族が神の言葉である律法を守るなら、永遠の王国を与えるという約束が書かれているわ。

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イエスはそれを否定したのね。

 

でも「旧約聖書」には、約束は、後に現れる「救世主」によって実現するとされているの。
それで、「この『救世主』がイエス・キリストであり、ユダヤ民族だけでなく、すべての人類が、このイエスを通して神と『新しい契約(イエス・キリストを信じことによって罪が赦され、約束された神の国が成就する)』を結ぶことができる」としているのが新約聖書なのよ。

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「神が選んだユダヤ民族が神の言葉である律法を守るなら」ってところは否定しつつ、旧約聖書自体は肯定しているのね!

 




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大国主やオシリスにとって自分の死は予想外のことだったけど、イエスは死を予期していたし、何なら「その(原罪を償う)機会を待っていた!」ってスタンスなのが大きな違い。

 

 

 

≪参考≫

イエスの復活 (jba.gr)

【20分で新約聖書】あらすじ・登場人物・内容を解説! | INFO-JOY