阿曇小浜・大浜兄弟を祀る小嶽神社・大嶽神社 | 筑前由紀のプチトリップ

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2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
着物を着たり着なかったり
たまにバイクに乗ったり
季節の草花を見に行ったり
お寺や神社に行ったりしています。

FGOが阿曇磯良で盛り上がっているので、阿曇磯良ゆかりの神社の記事を再掲。




志賀海神社に行った後、沖津宮・仲津宮とかに行きたいところではあったけど、いかんせん足がない為、公共交通機関で行きやすい方へ。

西鉄バス🚌大岳で降りる。

 

小嶽神社

福岡県福岡市東区大岳4丁目4-1

 

 

祭神は(阿曇)小浜宿禰だそうな。

大嶽神社には大浜宿禰。こっちは日本書紀にも載っている位の人。

小浜さんは弟らしい。

 

 

『筑前国風土記』逸文には、「糟屋の郡、資珂の嶋」に関する以下の物語があるという。

 

気長足姫尊が新羅へ向かった際に、船で夜に停泊し、陪臣の小浜に勅令を出して、火を探し求めさせた際に、早くに手に入れられたので戻って来た。それを同じ従者の大浜が、「近くに家があるのか」と尋ねたところ、「この島は打昇(うちのぼり)の浜と近く、地形も相続いている。殆ど同じ土地と言ってしまってよい」と答えた。そこで「近(ちか)の嶋」と言ったものを、訛って、「資珂の嶋」とよんでいる。

 

 

隣の祠。

何って書いてないけど、一応稲荷神社かな?

左のが弘法大師っぽいし真ん中が明王っぽいから真言宗のお堂かもしれない。

 

あんまり山感なかったけど、一応、登山口って事になってた。

 

 

大嶽神社

福岡県福岡市東区大岳3丁目24-10

 

小嶽・大嶽はそんなに離れてない場所。

 

大嶽神社の方が立派で、鳥居もたくさん、そして石段あり。

 

以前まではこの下が野球団のキャンプ場?練習場所?そんなんで、選手達が練習でしょっちゅう登り降りしてたそうな。

 

上から下を見た図。

 

場所が移ってしまってからも、選手達がお参りに来てくれるってな話を、御朱印書いて下さった宮司さんが話してくれた。

 

つい最近建て替わったばかりの新しい社殿。

 

ここにも清めのお砂。

 

 

祭神は、既に書いたように(阿曇)小浜宿禰。

 

 

『日本書紀』巻十によると、応神天皇3年11月に以下。

 

処処の海人、訕哤きて命に従はず。則ち阿曇連の祖大浜宿禰を遣して、其の訕哤を平ぐ。因りて海人の宰とす。故、俗人の諺に曰はく、「佐麼阿摩」といふは、其れ是の縁なり。

 

 

 

 

 

 

大嶽神社の祭神は、大浜宿禰以外に、風の神様である志那津比古神・志那津比売神。

そして、江戸時代に合祀された保食神。

御朱印を頂き、去る。

 

バスの待ち時間もあったので、近くで爽やかなソーダフロートを頂いて、帰宅しましたとさ。

 

 

 

 

 

 

 2022年9月3日分再掲