プリシラ | ルイオフィシャルブログ

映画「プリシラ」

久しぶりに映画館へ行きたくなった作品飛び出すハート


あらすじ

14歳の少女プリシラはスーパースターのエルビス・プレスリーと出会い、恋に落ちる。やがて彼女は両親の反対を押し切って、大邸宅でエルビスと一緒に暮らし始める。これまで経験したことのない華やかで魅惑的な世界に足を踏み入れたプリシラにとって、彼のそばでともに過ごし彼の色に染まることが全てだったが……。





以下ネタバレ


1950年代大人気だったロックスター・エルヴィスの妻・プリシラを描いた実話の映画。


14歳のごく普通の少女と、大スターが、

恋愛、結婚、母になり、やがて別れるまでを描いた作品。


私も歳の差恋愛ばかりしていた側の人間だったので、説明文を見てすぐに興味を持ちました!


大人の素敵な男性が自分にゾッコンで、

たまに見せる弱い一面に「私が支える!」と張り切り、

メイクやファッションで精一杯背伸びして。

主人公の女の子がめちゃくちゃ可愛かった!


しかし時代背景もあってか、

まるで昆虫採集のように家に閉じ込め、仕事も禁止し、いつもご機嫌で言うことを聞くように躾けられている描写が多くあり息苦しさを感じた。


薬物、浮気、時にはスピに傾倒し、

子育てには一切関心を持たず、

結婚してからはほぼほったらかしのような状態に。


純粋な14歳だったプリシラは、

この頃には精神的にエルヴィスよりだいぶ大人になっていた。

車も運転できるようになって、エルヴィスの元から羽ばたくことに。



とにかくメイクやファッションが可愛くて

ヴァレンチノやシャネル、

レトロなヨーロッパの映像が流れるので

美しいものが見たい人は是非という感じ!


ストーリー自体はそんなに起承転結があるわけじゃなく、サラッとしていて、

眼福な映像を見てたらいつの間にか2時間あっという間に終わってしまった!


あまり映画に集中できないタイプの人間ですが、

久しぶりに過集中になって見入ってしまいました。

女子なら絶対に好きなストーリーだと思う恋の矢


それにしても…

まさに昭和のオヤジというか…

憧れの大スターから

「うーんこんな奴のどこがいいの…?」と言いたくなる男に変化していくエルヴィス。


自立して羽ばたいたプリシラの姿と共に、
ホイットニーのよく聞く曲が流れ、
「それでも、私はあなたを愛している、この先もずっと」
という和訳があまりにもミスマッチというか、
なんかついていけない気持ちになった。

日本人が離婚する時は、
愛想を尽かして我慢の限界!の心が強いけど、
アメリカだと、
愛してるけど私たちは別々の道を歩むわ!
みたいな価値観なんだろうな〜
そう思えば腑に落ちるが…
「え?こんな奴のことまだ好きなん???不安
という感想が大きくなってしまった。

エルヴィスが死んで何十年も経ってるし、
総監督のプリシラの中で美化されてるのもあるかもしれないけど。

いや〜それにしても眼福な映画でした指差し
「恋と孤独で着飾っていた」というサブタイトルもいいね〜

本当に可愛いおねがい


少女が恋をして成長するストーリー大好きですニコニコ