昔々…
まだ独身の頃、
最初の転職をした頃…
転職した先で、
本社から離れた大阪営業所の
年上女性に惹かれちゃって…
そのお姉さんと、
ある日京都で散歩したんだな〜
大阪から京都まで特急電車
に乗って、
市バス
に乗って、清水寺
に行って、
に乗って、清水寺どこかを散策して、観光して…
そして恋をして…
一緒にディナークルーズして、
夜の居酒屋さんで飲んで、
ほろ酔い気分でアタック25して…
潔く撃沈…
彼氏いたのね…
… … …
数年後…
ボクの1回目の結婚式の日、
『私、待ってたの
夢之助さんのこと好きになっちゃって、
あの後彼氏と別れて、
待ってたの
ねぇ、
なぜ私じゃないの
』
えぇっ
い、今なの
なぜ
悲しかった…
そっと口付けた彼女の唇は、
苦いしょっぱい涙の味がした…
※本編は史実に基づいた
ノンフィクションです
渚ゆう子、京都の恋
帰れるものなら、
あの頃に帰りたい…