午前中に、来客があったんですがね｡｡｡
ある製造業メーカー系システム部の方でした
要は、とあるシステムを売りたいと・・・
ボクの案件じゃなくて、
他部署を窓口にしての来訪。
まぁ、ボクは情シスとして同席、みたいな｡｡｡
事前に資料はもらって読んでたので、
最初は、
『まぁ〜あちら様の出方を見て』
と思ってたんですよ。
お決まりのPowerPointで、綺麗な資料を
立て板に水がごとく、
こちらのツッコミが入らないように、
流れるように、
一気にプレゼンされました
他部署の方々、
『へ〜すごいなぁ〜。
簡単そうだなぁ〜良さげだなぁ～』
『ありがとうございます。
御社の関連会社も導入が決まりまして｡｡｡』
（え
そうきたか
）
『こりゃアカン、ペースを完全に握られとる
』
他部署の案件なんですが、
同じ会社の人間として、
言われるがままに、ほっとく訳にもいかず、
さぁ、ここから
反撃
メリットしか言わない奴には、お仕置きだな
『専門用語には、専門用語で』
基幹システムを無視して、
この製品ありきみたいな話には
黙っちゃいないよ～
ってことで、
システム屋にはシステム屋で、巻き返し。
『今は、いわゆるユーザー企業にいますが、
これでも、ちょっと前まで、
そちらと同じIT業界出身でして。
前置きはこのくらいにして、、、』
ここで、先方さん、
え
って顔されまして｡｡｡
ここから雲行きが怪しくなってきたのか、
うんぬん、かんぬん、ケンケンガクガク・・・
（途中の詳細は、訳あって省略します）
『ところで、どのくらいの規模の企業さんが
ターゲットですか？』
『うちの製品は、企業規模には関係なく、
ご導入いただいています』
『ほ〜、そりゃ〜、
さぞかし低コストで
コスパがいいんでしょうなぁ〜』
『はい、自信を持ってお勧めできます』
『いくら
』
『はい、最小構成で○百万円〜になります。
一本までとは言いませんが…
１年少々で元はとれると思います』
げっ
四捨五入したら、
もう一つ上のケタだがな…
つ〜か、そっちに近いがな…
↑
同席者の顔（笑） マジです
おいおい、ここは大企業じゃないぞ。
今まで、どんだけ言いくるめてきたんだよ…
どの基準で１年で元が取れるんだよ
ランニングコストも考えたら、
いつまで経ってもペイできんじゃないか...
詳細は言えませんが、
なんとか、途中で切り上げさせて、
お帰りいただきましたが、
『良い話には裏がある』
『メリットしか話さない奴は
信用しちゃダメ』
あの手この手には、奥の手
というお話でした。