高校生男子弁当を撮り忘れましたが(笑)

毎日私は息子の残ったおかずをつめて

仕事に持って行きます。

ラディッシュは、叔母が作った梅ジュースに

漬けて甘酸っぱいピクルスが出来ました。

 

とあるネット記事で、

介護は逃げることも大切、

というようなことが書かれていました。

逃げると言っても、

程よく人の手を借りると言うことです。

 

母がデイサービスや、ショートステイ、

施設入所に至るまでに、

色々なことがありました。

家族の意見が分かれるのです。

父と母は当初、

福祉の支援を利用することに

全く否定的で、

 

俺は仕事の合間にお母さんの

ことは出来る。

 

私はまだ自分で自分のことは出来るから。

 

お互いに自分たちで

介護生活をどうにかすると言って

聞きませんでした。

母はそれ以外に、

私が母の面倒を見ることが当然で、

福祉の支援を使う人は

独居の方や、家族が遠く離れていて

見ることが出来ない人が使うもの

と言って聞きませんでした。

 

娘がそばにいるのに、面倒を

見れないなんて、恥ずかしい・・・

仕事を辞めれば済むことでしょ。

 

何度この言葉を聞いたことか・・・

 

当初父もそれには賛成でした。

自分が日中仕事をしている間

私が母の面倒を見て、

夕方交代する、

時々父の会社の事務仕事を

手伝ってくれたら

きちんと給料は払うから・・・

 

結局ヘルパをー利用することから

福祉の支援の利用を始めるのですが

ヘルパーが来ない時間は

私が父の会社の事務を手伝いながら

母の面倒を看るという生活も

1年ほどやったことがありました。

当時、子どもたちは

小学校と保育園・・・

最後はもう私が限界でした。

母の呼び出しに仕事中でも

融通が利くので、

家に戻れと言われます。

母のトイレ介助や、急な震えに

薬を飲ませたり、

ひととおり介護をした後、

また事務所に戻ります。

 

何度も何度も母を説得するのに

喧嘩をし、

そのうち父も

ようやく母の病気の進行に

自分も次第に疲れて来たことで、

デイサービスとヘルパーの

日を増やすよう、母を説得し

私も他で働くことにしたのです。

 

介護の孤独さと、

福祉の支援を受ける難しさ・・・

介護する側が

どれだけ疲れていようが

苦しんでいようが

当の利用するご本人の意向が

変わらなければ

状況は変えられない・・・

 

介護の仕事をしていた時も

その状況を

目のあたりにしてきました。

 

デイサービスに行きたくないご本人

 

行かせて少しでも体を休めたいご家族

 

迎えに行くと、ご本人は

 

今日は行かない

 

と言い

ご家族が行かせようと喧嘩が始まる・・・

 

介護をする側は、

世間とはかけ離れた生活に

なってくこともあるのですね。

 

孤独と、不安、精神的、肉体的な

疲れが、24時間続く場合もある・・・

 

ケアマネが間に入ってくれても

結局は家族間の問題に深くは

入っては来られない。

我が家も、ケアマネが何度も何度も

訪問してくれ、何度も話をしました。

 

少しでも人の手を借りれることが

家族の精神的な負担を

軽減するのですね・・・