緩和ケアで行う治療は

主に症状コントロールです。

 

 

しかし、入院してきた患者さんの中には

麻薬の使用を拒否する方も沢山います。

 



拒否する理由として 



 

麻薬への誤解です。



 

 

①使うと死期を早める。

 

 

②中毒になって頭、身体がおかしくなる。

 

 

③麻薬使用=最期の切り札




④寝たきりになる。





これらは全くもって間違った認識です。 






患者さんならともかく

上記の誤解をした医療者が

多いのも事実です。

 



よく患者さんが言うのは

「前の病院で麻薬を使う時は最期の時だ」

と医師に言われたそうです。





医療用麻薬を正しく使用する事で

疼痛コントロールや

呼吸苦コントロールができ




苦痛のないより良い時間を

過ごす事ができます。




麻薬を使うのはもう少し待ってから 


と言って痛みを我慢していると、

麻薬を使うとき

効果が薄い時もあります。





オーストラリアにいた時



がん疾患を診断されてなくても

急性疼痛に対し

麻薬が処方されていることに

ビックリしたことがあります。



もちろん、非オピオイド鎮痛薬を

使っても効果がなかったため

麻薬の処方となりました。





その人は

耐えきれない腰痛を

麻薬でコントロールし

スポーツができるようになり

日常を楽しんでいました。





以前の私を含め

日本人の麻薬に対するイメージは

まだまだネガティブなようです。




医療用麻薬は

正しく使用すれば安全な薬です。





どうか少しでも

痛みやキツさに苦しむ患者さん達が

苦しくなく過ごせるように

麻薬への誤解が解けますように。