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六月二日(金)
三十日で新宿末広亭の興行も千秋楽。
主任の鯉八師匠、お疲れ様でした!
そしてその高座の前に、渋谷のNHK放送センターへ。
落語の収録、という訳では無く、ラジオ深夜便のコーナーにて師匠である先代夢丸の落語『親子酒』と『権助魚』が放送される事になり、その中で我が師の思い出話をおしゃべりさせて頂いた次第。
久々だな、NHK。
娘と『おかあさんといっしょコンサート』に来たとき以来だ。(もちろん客で)
地元新発田市で学生だった頃は、落語を聴くのも中々困難であった。
AMラジオは民放が一局しか無く、落語は残念ながら昨年終了してしまったTBS系の『爛漫ラジオ寄席』ぐらいで、後はNHK頼み。
それでもラジオの寄席番組はさほど多くなく、『ラジオ名人寄席』『真打ち競演』『上方演芸会』そして"ラジオ深夜便"の中のコーナー『演芸特選』ぐらいであったろうか。
皆、同級生は夜更かししてオールナイトニッポン等を聴いているさなか、僕ときたら眠い目をこすりながら比較的老人向けの『ラジオ深夜便・演芸特選』のコーナーを心待ちにしていたのだった。
また当時はテレビとなると演芸番組がグッと少なくなってしまうのだが、何故か90年代はNHKのBS放送でやたら落語を放送してくれていた。
制作費が安かったのだろうか。
…が、ビデオデッキはおろかビデオテープすらままならぬ為、音声だけ繋いでカセットテープで録音するという方法を取っていたのだった。
うちの師匠もちょくちょく出ていたと思う。
ああ、あの時の映像があったらなぁ。
そんな青春の思い出である『ラジオ深夜便』に、まさか僕が出演する側になるとは!
しかもBSの落語番組に出演していた師匠の音源で。
『権助魚』は僕が入門後の収録だが、『親子酒』は入門前。
これ、リアルタイムに実家で聴いてたなぁ。
懐かしい。
…という様な実家の思い出話を、現在実家で書いております。
お仕事の為、帰省中。
まあ、それは次回書かせて頂くとして、そのうち放送されると思いますので夜更かしな方、眠い目をこすりながら聴いて頂けましたら幸いです。
五月二十七日(土)
明日・明後日は北海道の鶴居村、浜中町にての公演。
その前乗りで本日から釧路入りしております。
(宿泊は全日釧路)
一月ほど前に事務局員のNさんから、「どうしますか?少し早い便に乗って、銭湯に入られますか?」との問いが。
なんというお心遣い!
せっかくなので、有り難くお言葉に甘える事にして、皆さんより一時間程早い飛行機に乗せて頂く。
新宿末広亭を昼の早い時間に替わってもらい、羽田に向かう。
さあ、いざ釧路空港へ!
…ところが、使用機の到着遅れの為、との事で飛行機が来ず。
結局そこそこ待たされ、皆さんとそんなに変わらない出発時刻になってしまったのだった。
こんな事なら素直に皆と一緒に行けば良かった!
しかし、まだ数十分は僕が釧路に先回りしている筈。
悔しいので大急ぎで銭湯に入ろう。
本来ならゆっくりと湯に浸かるところだが、慌ただしく切り上げて皆さんをお出迎えするべくホテルのロビーへ。
せわしないなぁ。
…と、思っていた所に再びTさんからメールが。
『こちらの飛行機も遅れました』
じゃあ、結局変わらなかった!
もっとゆっくり風呂に入っていれば良かった。
尚、この興行でご一緒する予定でしたねずっちさんが急病の為、急遽休演となってしまいました。
代演として、ザ・ニュースペーパー(山本天心・土谷ひろしのお二人)が出演となりますので、お運びのお客様は何卒ご了承願います。
五月二十四日(水)
先日は梶原いろは亭『なかよしおじさんズ』の会にお運び頂きましたお客様、誠に有難うございます!
稽古を頼まれ、久々にさらった『出来心』。
せっかく思い出したので、この機会にやらせて頂きましたが、やってて楽しいなぁ。
軽い噺の割に尺が長いので、いつの間にかやらなくなってしまっていたけれど、途中で切ったら寄席でも十分出来ると思う。
こういう発見があるから稽古をつける方も勉強になる。
そして昨日は日中、僕が横浜の山手へ踊りの稽古。
夜から新宿末広亭の出番があるので、稽古後に東横線で新宿へ。
ここから直接、最寄りの新宿三丁目駅まで行けるとは便利になったものだ。
しかし、汗をかいてしまったので、途中の東白楽で下車し、銭湯『徳の湯』へ。
ここは設備がデラックスな割に、結構空いているので好きだ。
その設備の中で来る度に気になっているのが、『ぶら下がりバー』なるモノ。
翌日の壁からおもむろにパイプが「さあ!ぶら下がれよ!」とばかりに突き出ており、ご丁寧に『ぶら下がりバー』という看板まで取り付けてある。
まあ、いわゆるぶら下がり健康器的な存在なのであろう。
無論、誰もぶら下がる者など無く、所在なさげにポツンとそこに有るのみ。
よし、気にはなっていたが、今日こそはぶら下がってみる!
健康になる!
と、チャレンジしてみたものの、全裸という無防備ゆえ、予想以上に恥ずかしい。
僕がぶら下がっている前方を、「本当にぶら下がる奴、いるんだ…」みたいな顔でおじいさんに横切られた時などは羞恥の極みだ。
これでとてつもなく健康になれるとしても、もうやんないかな。
心的な負担が大きすぎる。
この銭湯は素敵ですが、ぶら下がりバーはあまりおすすめ致しません。
…まあ、合法的に全裸で、公衆の面前でぶら下がってみたいという願望のある方は別ですが。
五月二十日(土)
二十一日からは新宿末広亭、鯉八師匠の主任興行に出演させて頂きます!
どうぞお運びを。鯉八ワールドをご堪能あれ。
そして同日、数年ぶりの芸協らくごまつりが西新宿にて開催されます!
僕も参加…と言いたいのですが、鯉橋兄さん・小助六兄さんと共に梶原いろは亭にて恒例の『なかよしおじさんズ』の会に出演の為、今回は三名欠場となってしまいます。
らくごまつりと完全に裏かぶりの為、「是非是非お越し下さい!!」とは声高に申し上げにくいのですが、近隣にお住まいの方、ご興味のある方、故あって西新宿には足を踏み入れられない方等々、どうぞお運び下さいませ。
明日の十三時開演でございます。
是非是非お越し下さい!!(結局言っちゃってる)