バケツ届く。 | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

ラマダンがはじまって9日が経過し

夫の夏休みも本日で終了。




海から帰ってきた後の夫は

とにかく食べてないので

日中はひたすら寝ている生活をしておりましたが

これから断食中でも過酷な労働へと舞い戻るとなると

カラダを壊さないことを祈るばかり。








ところで、先日b_nomadさんと「バケツが届かないかねぇ~」

とお話ししていた直後に我が家のキッチンに

それらしきモノが届いたのでビックリしたところです。







イタリアでモロッコごはん-dolce 1


キッチンのフルーツの影に

モロッコからヒッソリと届いていたシュバキヤの容器。




いや、例年は本当にプラスチックの蓋付きバケツで届いていたから

「バケツ」と言っていただけで

今年は四角い容器だったというワケ。




モロッコのスーク(メルカート)に行くと

プラスチック容器屋さんってのがありまして

大抵100円で生活に必要なあらゆるプラスチック製品が手に入るのです。

日本の100均のプラ部門独立型といったカンジです。



そこで大きな容器を買ってきて

手作りのクッキーやらお店で買ってきたシュバキアやらを

満杯にして海外に住む親戚にも送ってくれるんですね。

ありがたいことです☆







イタリアでモロッコごはん-dolce 3


遠い道のりをはるばるやってきたシュバキア。

かりんとうのように揚げた生地を

ハチミツベースのシロップの中に投入して引き上げたお菓子。

お味もかりんとうに似ていて非常に日本人好みであります。


ひとくち頬張ると....

揚げ油含有率高くジューシーで甘っ。

ワタクシは1ついただくだけで充分満足でございます。



















イタリアでモロッコごはん-dolce 2


セッルーも届きました。

焦がし小麦粉に炒ったゴマや砕いたナッツ類、スパイス、砂糖、ハチミツ、オイルが混ざった

なんとも香ばしい絶妙な美味しさの腹持ち満点お菓子です。







ラマダンのフトール(日没後の食事)には

ナツメヤシの実とシュバキアとハリラ

バグリール(穴あきクレープ)やフルーツジュースなど

朝食用の甘いものとスープが基本です。

(我が家はコレにタジン付きだったりして

 夕食とごちゃ混ぜになったりします)






食後はモロッコの場合モスクへ行き

帰ってくるとお客様がいらっしゃるので

その時に上の写真のセッルーとお菓子とお茶が供されます。




日本で言う、大晦日には蕎麦、元旦には雑煮よろしく

ラマダンにはハリラ、シュバキア、バグリール、セッルーは欠かせないアイテムです。







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