ラマダンがはじまって9日が経過し
夫の夏休みも本日で終了。
海から帰ってきた後の夫は
とにかく食べてないので
日中はひたすら寝ている生活をしておりましたが
これから断食中でも過酷な労働へと舞い戻るとなると
カラダを壊さないことを祈るばかり。
ところで、先日b_nomadさんと「バケツが届かないかねぇ~」
とお話ししていた直後に我が家のキッチンに
それらしきモノが届いたのでビックリしたところです。
キッチンのフルーツの影に
モロッコからヒッソリと届いていたシュバキヤの容器。
いや、例年は本当にプラスチックの蓋付きバケツで届いていたから
「バケツ」と言っていただけで
今年は四角い容器だったというワケ。
モロッコのスーク(メルカート)に行くと
プラスチック容器屋さんってのがありまして
大抵100円で生活に必要なあらゆるプラスチック製品が手に入るのです。
日本の100均のプラ部門独立型といったカンジです。
そこで大きな容器を買ってきて
手作りのクッキーやらお店で買ってきたシュバキアやらを
満杯にして海外に住む親戚にも送ってくれるんですね。
ありがたいことです☆
遠い道のりをはるばるやってきたシュバキア。
かりんとうのように揚げた生地を
ハチミツベースのシロップの中に投入して引き上げたお菓子。
お味もかりんとうに似ていて非常に日本人好みであります。
ひとくち頬張ると....
揚げ油含有率高くジューシーで甘っ。
ワタクシは1ついただくだけで充分満足でございます。
セッルーも届きました。
焦がし小麦粉に炒ったゴマや砕いたナッツ類、スパイス、砂糖、ハチミツ、オイルが混ざった
なんとも香ばしい絶妙な美味しさの腹持ち満点お菓子です。
ラマダンのフトール(日没後の食事)には
ナツメヤシの実とシュバキアとハリラ
バグリール(穴あきクレープ)やフルーツジュースなど
朝食用の甘いものとスープが基本です。
(我が家はコレにタジン付きだったりして
夕食とごちゃ混ぜになったりします)
食後はモロッコの場合モスクへ行き
帰ってくるとお客様がいらっしゃるので
その時に上の写真のセッルーとお菓子とお茶が供されます。
日本で言う、大晦日には蕎麦、元旦には雑煮よろしく
ラマダンにはハリラ、シュバキア、バグリール、セッルーは欠かせないアイテムです。
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