また湖へ行ってきました。
目的は相変わらず日焼け&リラックスです。
イタリア人の友人が運転する車中で私が
「私、フランス語の勉強始めたの。」と言うと
「あら、じゃあフランス語で話しましょうか!」
と、今までのイタリア語が苦もなくフランス語に切り替わり
夫まで忘れかけている仏語で苦戦しながらも会話に参加。
私はパッタリ聞き役にまわりました....。
この友人、昔アフリカのTOGOに住んでいたことがあり
フランス語ペラペラなの忘れていました....。
ネイティブのフランス語とは全く違いますが
こんな近くにフランス語を喋る環境があったことに気付き唖然としました....。
こうやって週末にどこかに行くたびに
会話を突然フランス語に切り替えるのも面白いかなぁと思います。
さて、この友人
湖に行く前日に電話してきて
「ritzco、私はトンノ(ツナ)とトマト持って行くから。
だからアナタは何か他のもの持参してきて!
前回のファッロのサラダ美味しかったからまたアレでもいいわよ。」
とのこと。
イタリアでは外でのランチもすごくシンプルです。
日本のように何種類もおかずを用意した
手の込んだお弁当など作っていきません。
しっかし、日本でツナとトマト持って行くから!って言ったら
それだけですか~っ?ってカンジですよね。
しかも友人は
「トンノはね、缶詰のじゃなくてフィレの瓶詰めの美味しいの買ったのよ!」
と相当誇らしげ。
ツナにも高級カテゴリーがございまして
大きな切り身がスッポリ入るような瓶詰めのトンノが売っていて
それを皆さん嬉しそうにサラダといただくのです。
ただ、ツナにあまり執着がない私は
高級トンノより、新鮮なマグロ食べたいなぁとか思っちゃいますね。
てなワケで
私はご好評いただいたインサラータ ディ ファッロをもう一度作り
それにフィレトンノとトマトを添えていただきました。
生食用フレッシュ玉葱チポッロッティをその場で細かく刻んでかけていただきます。
やっぱりトンノより感動したのはトマトの美味しさでした。
「なんでアナタの持ってくるトマトはいつもこんなに美味しいのかしら!?」
溜め息まじりにつぶやくと
「特別なトマトじゃないわよ、恐らくオリーブオイルの違いでしょ?」
とのこと。
彼女は毎年オリーブの収穫に行き
最高に美味しいオリーブオイルを報酬代わりにいただいているのでした。
美味しいオリーブオイルと塩でマリネするだけで
いつも食べているものが別物のように美味しく感じてしまうなんて
トスカーナ産オリーブオイルってすごいなぁと感心してしまいました。
そのマリネ液をファッロのサラダに和えていただくと
メチャクチャ美味しかったです。
トンノも缶詰のよりは美味しかったですよ(笑)。
身がしっかりしていて食べた~!ってカンジがします。
シンプル イズ ベストなイタリアンランチでした。