昨日フィレンツェのハラル肉屋で「挽肉1キロ!」とオーダーしたら
調度挽肉の在庫が切れたところで
売り場の柔らかそうな塊肉を裏手で挽いて持ってきてくれた。
その夜、挽肉をケフタ(ミニハンバーグ状)にしてグリルしていると
ただならぬ良い匂いが漂いはじめ.....
新鮮な挽肉なので少しレア目に焼き上げていただくと
うみゃ~~っ!と叫びたくなるくらい美味しかった☆
(みんな唸りながら無言で食べ続けた)
日本にいた時はスーパーで売っているパック詰め挽肉しか買ったことなかったけれど
イタリアに来てモロッコ人の夫と一緒に生活し始めてからは
「ハラル肉屋」のショーケースに並んでいるお肉から好きなだけ選んで買っている。
特に夫は挽肉の場合、挽く肉を「部位指定」してその場で毎回挽いてもらっている。
ほぼ赤身で脂肪部分は殆どないのが特徴。
この生活に慣れると、スーパーで売っているパック詰め挽肉は
一体どんな部位の肉や脂が挽かれているのか解からなくて手が出せなくなる。
モロッコでもカサブランカから車で少し足を延ばして
こだわりのお肉屋さんで大量購入したりする。
厳選された新鮮なお肉を街中よりお安く購入できるのがここまで来るメリット。
この日も捌きたてホヤホヤ肉を部位分けしていた。
傍らで眺めていると、この肉のイイ匂いが漂ってくる。生のうちからこのかほり!
夫は「ココが欲しい」とオーダーして
その塊肉をその場で挽いてもらう。
コレが私達がいつも食べている新鮮な赤身だけ挽肉。ヤバ旨です。
グリルする時には玉葱とイタリアンパセリの微塵切りに
塩、コショウ、クミン、オリーブオイル(脂身混入していないのでね)をお肉に混ぜて
ミニハンバーグ状にしてグリルパンでそのまま焼きます。
お肉の香ばしさが一番引き立つ調理法です。
外はカリッ、中はジューシーでやみつきの美味しさ。
美味しいお肉は調理途中から良い匂いでノックアウトなこと間違いなし。