モロッコでの埋葬は死亡後とても早いのですが
亡くなった義姉の遺体は、翌日正午には墓地へ向かったとのこと。
それと同時に、なんとイタリア在住の義姉の孫が誕生したそうです。
そして亡くなった義姉と同じ名前が付けられたのだとか....。
夫の家族の家は3階立てのアパルタメントで
各階に各家族が分かれて住んでいますが
みんなが助け合いながら大家族での暮らしです。
亡くなった義姉は未婚で独りの身でしたが
みんなの姉役、時には彼女の包み込むようなやさしさで
みんなの母親役もつとめる、大切な存在でした。
そんな彼女が、ひらりと新しい生命で生まれ変わって戻ってきたかのようで
このお話しを聞いた時には、心が洗われるような、不思議な気分にさせられました。