ミステリー初心者の事件簿 -7ページ目

星降り山荘の殺人

星降り山荘の殺人  1997年  倉知淳


アマゾンで買ったもうひとつの本がこの星降り山荘。

これも某巨大掲示板の例のスレに挙げられていた作品です。

以下あらすじ



上司を殴った主人公杉下和夫はシステムデザイン課から左遷され

スターウォッチャー星園詩郎なるうさんくさい人物の付き人を任されることに・・・。

そしてその記念すべき初仕事で訪れた雪山の山荘で殺人事件が発生する。

下界と連絡をとろうにも電波悪くて携帯通じないし

運悪く雪崩が起きて車通れないし・・・で八方ふさがり。

完全に陸の孤島と化した山荘で新たなる犠牲者が・・・。



ウィキペディアにあらすじ載ってなかったんで自分で作ってみたんだけどひどい(笑)



さて感想なんですが,今回登場人物のキャラが立っていて面白かったです。

とくに,星園詩郎とかいうすたーうぉっちゃーの人がスゥイーツ(笑)すぎ。

真っ先にときメモGSの色サマ想像したんだけど,



いねーよ、あんなの。



結局,この色サマが作中の全ての役割を見事にこなして終了。

まさしく,色サマの色サマによる色サマのための物語でした。



あ,今回も犯人はわかりませんでした。

私がまーこだったら杉下さん冤罪でタイホされてた(ノДT)

いやー裏表紙にわざわざ「フェアに」とか書いてるから

気をつけて読んでいたんだけどねー。



例えるなら,そう。千家が犯人だった!!みたいな。

そんな感じ。



読み始めのころ,続編ないんかなーとかwktkしてたんだけど・・・。

この結末じゃーね。


人形はなぜ殺される

人形はなぜ殺される 1955年 高木彬光

アマゾン届いた~(・ω・)/
頼んでいた2冊は高木彬光と星降り山荘だった。微かに記憶あるぞ!!
とりあえずあらすじ つwikipedia


新作魔術(マジック)発表会のさなか、
ギロチン手品のタネである人形の首が盗まれる。
発見された人形の首は、断頭台で処刑された死体のかたわらに、
本物の首の代わりに転がっていた。
困惑する名探偵・神津恭介をあざ笑うかのように、
人形が第二の、そして第三・第四の殺人を予告する。



日本の3大探偵といえば

明智小五郎
金田一耕助
そしてこの本の主人公である、神津恭介!!

前々から読みたい読みたいと思っていたのですが
高木彬光先生の著書は本当に手に入らなくて…。
念願のご対面でした(●´ω`●)


そしてそして,私なんと



犯人わかっちゃった~



勘ですが。



この本にいたってはタイトルが全てを語っています。
なぜ,犯人は「人形」を「殺さなければ」いけなかったのか。
見立て殺人などという面倒を犯してまで,そうせざるを得なかった本当の理由とは?
真実がわかったとき,きっとすっきりすると思います!!
ミステリーのおいしいとこ全部凝縮しました☆ってかんじで
読み応えがあって面白かったです。


さてさて,名探偵神津恭介
今回の犯人は至上最凶ということでかなり苦戦を強いられたようですが
容姿端麗,頭脳明晰,しかもピアノまで弾けちゃう!
その才色兼備ぶりに私はもう脱帽です。
ぜひまたその活躍を拝見したいと思いました。

頼子のために

頼子のために 1993年 法月綸太郎

近所の書店にて,「時計館の殺人」が見つからず
新たな獲物を捕獲すべく例の某巨大掲示板にて情報収集…。
網にかかったのが,和製エラリィ・クィーンこと法月綸太郎氏。
何かタイトルだけ見ると官能小説チックだけどもちろん,推理小説です。


以下あらすじ↓↓↓

「頼子が死んだ」。十七歳の愛娘を殺された父親は,
通り魔事件で片付けようとする警察に疑念を抱き,
ひそかに犯人を突き止めて相手を刺殺,自らは死を選ぶ――――
という手記を残していた。
手記を読んだ名探偵,法月綸太郎が真相解明に乗り出す。



娘を殺された父親の手記からお話は始まります。
娘の死を強引に通り魔事件として処理しようとし,
何より「娘が妊娠していた」という重大な事実を隠匿しようとした
警察に不信感を抱いた父親が,
独自の捜査で真相に辿りつき己の手で憎き犯人を裁いた。
役目を果たした父親は自ら死を選んだ。

一見,真犯人の自供に見えるこの手記に
法月綸太朗は一抹の違和感を覚え,捜査に乗り出すわけですが…。


例によってまったくわかりませんでした。


何だろう,読みが甘いのかな。素直なのかな。
単純に「へぇ~ほぉ~なるほど!!」としか思わないんだけど。
しかし,この素直な心が真相を知ったときのあの高揚感につながるわけだから
それはそれでいいのだと思うことにします。きっと読者としては最高峰にいるはず(笑)


捜査が進むにつれて,明らかになる本当の「人間関係」
そこから見えてくる真実はかなり衝撃的でした。
14年前の悲劇から家族の姿はすっかり変わってしまった。
だけど,それは不可抗力ではなかったはず。
誰かが何かに気づけば不幸の連鎖は食い止められていた…と私は思います。


確かに人は脆い。だけど,親である以上はそれでも
子どもを守らなくてはいけないのではないか。
まぁ,きれいごとですが…。


でも,事故の責任を娘に全て被せて被害者面なんて
そんな親,後にも先にも見たこと無いですけどね。