清々しい気分 | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。



2024/8/6


綺麗だった夕空





ここのところ、オリンピックを見ている。舞台裏ではいろいろモノを申すこともあるだろうけど、やはり闘う姿は、とても素敵である。その日はたまたま、棒高跳びの決勝戦をやっていた。結果は、スウェーデンの選手が金メダルを勝ち取り、そして、世界記録を狙っていた。勝負は終わっているから、他の選手はすっかりリラックスし、世界記録を狙う選手を讃える。その姿がとても温かく、なんだか尊く思えた。多分、これを見た誰もが、世界記録を塗り替えてほしいと思ったことだろう。1回目、失敗。2回目も失敗。どれだけの緊張感が高まっていただろう。そんな姿を微塵も見せず、周りの選手はニコニコと対応し、それに応えるその姿が、心の強さも思わせる。凄いなぁ。皆、この一瞬のために、毎日毎日、鍛錬しているのだ。華やかなのは、ほんの一瞬。だからこそ、虜になり、強烈に魅せられるのである。3回目、見事に世界記録を塗り替えた。その瞬間、スタジアムにいた誰もが、大きな拍手をし、選手を讃えた。それはとても晴れやかなシーンであった。なぜにか、見ているこちらまで嬉しくなって、清々しい気分になった。スポーツ観戦の素晴らしさは、こういうところにあるような気がした夜だった。








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尊いもの

 

 

 

 

 

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