2024/6/28
チンタセネーゼのラグー
オリーブ畑の近くの、お気に入りのレストラン。しばらく行かないと、ここの味が恋しくなる。ようやく夏の気配が感じられる気候になったせいか、海や山に近いこの田舎町にも、多くの外国人がやってきていて、より一層、予約がしにくいレストランになっている。その日は、たまたま、週末でなかったせいか、お昼ギリギリの時間でも、席に着くことが出来た。魚介が美味しいお店だけれど、肉料理も悪くない。久々にラグーを食べたいなぁと思っていたら、「チンタセネーゼのラグー、作ってあげよっか?」オーナーシェフ自ら、そう提案してくれたので、二つ返事で、お願いしたのであった。チンタセネーゼとは、幻の黒豚と言われている。真ん中の白い帯状の模様がベルトのようだというんでチンタセネーゼと言われるのだけれど、フィレンツェではあまり見られない肉でもある。肉自体が濃厚な味であるから、あえてトマトソースにはせず、白いラグーソースに仕上げてくれた。これが美味しくて、昼間だけれど、赤ワインもいただく。美味しい料理にワインは必須かと思う。日本から戻ってきて、すっかり身にまとった贅肉は、なかなか落とすことが出来ないでいるのだけれど、美味しいものにはかなわない。明日から頑張ろう。そう自分を励ますのである。
最後までお付き合い、どうもありがとうございます。
「海外土産でうれしかったものは?」
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食材は嬉しい。
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