「お酒の失敗エピソード、教えて」



それはまだ、


メルカートの仕事を始めて


間もない頃のことである。



美味しいワインの味など


ろくすっぽ分からないまま


お客様に売るのは申し訳なく、


そんな頃、


近郊の町に


多くのワインを試飲できる


ワイン博物館たるものがあることを知り


当時の同僚と


早速、仕事後に


長距離バスに乗り込んで、


ようようと行き着いた時の話である。



大型スーパーの建設に当たって、


工事をしていると


地下に埋もれたカンティーナが


発掘されたという その場所は、


もともとワイナリーで、


経営難だったのかどうかは知らないが、


そのオーナーが


逃げ出すようにいなくなった訳であるが、


そこにキープされていたボトルは


そのまま残されており、


その上、


すごく良い状態であったらしい。



これを壊すのはもったいないと


急遽、


その地域の役所がかって出て、


ワイン博物館なるものを作ったわけである。



一枚カードを作ると、


例えば15ユーロとか20ユーロチャージでき、


30種類以上のワインやつまみを


自由に購入できる仕組みになっている。



ワインは、大概、


1ユーロとか2ユーロで


ひとつのタイプが試飲できるから、


私たちは喜んで、


できるだけ多くのものを試飲したいと


お互いに違うタイプを購入し、


試飲...というより


飲みまくったのであった。



試飲の意味もよくわからない私たちは、


もうすっかり


味の違いなど分からなくなっているのに、


それでも、


時間の許す限り、


飲み続けた。



酔っ払う...



普段、さほど経験したことがなかった私は、


その感覚に溺れる自体、


無知の世界である。



その日も、


「もうこれ以上は、飲めません!」


というところまで飲み、


家にたどり着いたのであった。



突如として


眠気に襲われた私は、


そのあと、


すぐに寝入ってしまった訳である。



翌日。



起きてびっくりした。


ふと目がさめると、


その時間は、


既にメルカートが開いている時間ではないか...



こんな時ほど、


急に目覚めがよく、


思いの外、


早く準備をし、


慌てて電話をして


遅れる旨を告げ、


たどり着いた時には既に


10時を回っていたという。



後にも先にも、


仕事に遅れたのは


この時限りであるが、


一生忘れられない出来事である。




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Ubriacona (ウブリアコーナ)


「酔っ払い」



ひと足早く、通常出勤した友人が、


ことの経緯を話してあったおかげで、


怒られる...ということはなく、


むしろ、


この異名を取ってしまった訳である。



おしまい。





⬇︎  どうも、どうも...





最後までお付き合い、どうもありがとうございます。



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