イタリア語で、

遊びは、gioco。

いたずらは、scherzo。


では、

行き過ぎた、

悪質なそれは、

何なのだろう....


その日の晩のニュースを見ながら、

私は、

ぐるぐると

そんなことを考えていた。


その日、

ニュースで流れていたのは、

13歳と17歳による

悪質ないたずらで、

1人の人が

焼き殺された事件だった。


64歳のモロッコ人だと言われる男性は、

職が見つからず、

路上生活を強いられ、

いつもの車の中で、

寝泊まりしている人だった。


実は、この日だけでなく、

幾度となく

爆竹で驚かせては、

喜んでいた彼らは、

調子にのって、

燃えやすい紙に火をつけ、

それを

車の中に放り込んだのであった。


火はみるみるうちに

車をつつみ、

焼け跡から発見されたのが、

ここで寝泊まりしている人間だったのである。


近所の人の通報で、

13歳と17歳の少年が逮捕される。


「まさか、死ぬとは思わなかった...」

「ほんの遊びのつもりで、殺すつもりはなかった...」


彼らは、そう弁解した。


ひどく、悲しい事件である。


法律上、

未成年である彼らに

大人のような審判は下されない。


多くの人が

嘆くところでもある。


でも.......

人の命を奪っておいて、

それが、どんな重い刑罰でも、

報いることは出来ない...


そんな風に思う。


それより、

「遊び」というカテゴリーが

人に対する攻撃であったり、

それをしたら危険だと予知できない...

という想像力の薄さ。


ここに、

微塵も、

彼らにとって、

明るい未来が想像できない...


それが悲しくてたまらない。


これを表現する

ふさわしいイタリア語って

何なのだろう???


悲しい思いに包まれながら、

そんなことを考えた

ある夜の話である。



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⬇︎  ぷれ〜ゴ





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