入りましたね。

きっと2度ほどは入ったんじゃないでしょうか。

160円突入ってところから154円台へ。

そこからあっという間に156円ぐらいまで上がったら今度は151円台突入。

それからたった1日ちょっとですが、すでに153円まで行く勢い。

きっともういっちょやって、150円以下にしたいんではないでしょうか。

 

アメリカに住んでいるのでこの世紀の円安を堪能したい気持ちがたくさんあります。

なので、為替介入はやめてぇぇぇーーー!って感じなのですが逆に日本からくる出張者の方々、駐在の方々、大変そうです。

我が家も年に1度は家族・親族の誰かや友人が日本から遊びにきてくれていましたが、それもなくなりました。

輸出してモノを売っている会社は儲ける部分もあるけれど、この調子だと輸入するものの値段が爆上がりでモノの値段をもっと上げていくしか策がないんだと思います。

私は158円のときにこっちの銀行にあったお金を日本の口座に移しておきました。

たくさんじゃないけれど、子どものZ会の支払いとかあるのでそれ用に。

 

で、この介入には賛否両論あるわけです。

もちろん介入で1ドル10円近く変わるんですからね、輸入に大きな影響を与える=物の値段に影響を与える わけです。

こうやってうまく政府が為替市場に介入して円の価値を安定化させるととらえる人もいれば、為替の流れを変えてしまうわけでよろしくない、または長期的な策になっていない、要は安定化の策としてなっていないととらえる人もいるわけです。

私には是非はわかりませんが、最近の介入は安定化というよりもその時のインパクトで流れを変えて様子を見てみる程度のように感じます。

 

昔々、その昔、私が学生の頃、日本とアメリカの物価の差はそれほどなかったと思います。

アメリカ人の年収と日本人の年収にきっとそれほど大差はなく、1ドル100円換算してみてもモノの値段が日本と変わらなかった気がします。

あれから20年以上たち、私は高校・大学・社会人をアメリカで過ごしているんですがこの国は目に見えて物価がじりじりと上がっています。そして、最近の5年あたりでぐーーーっとあがった気がします。

日本なら企業が努力をして値上げをしないようにしますが、この国は日本ほどそういう努力をしない感じが。

いつも買っているものがある日突然高くなっていた、レストランのいつものランチがいきなり20%高くなった。って普通にある。

20年前のアメリカでの初任給、日本とかわりませんでした。でも今は1ドル100円計算をしてでもアメリカの大卒の初任給のほうが日本をはるかに上回っています。1ドル100円計算をしてもビックマックはもうアメリカのが高いし。

もう1ドル100円の日はこないところまで日本の国力は下がってしまったのかも。


このまま日本はおいていかれちゃうのかな。

なんか、心配。