年末に、自分の長年の考えが180°変わる出来事がありました。

 

話すと長くなるので、分けて書きたいと思います。

 

私の父は子煩悩でしたが厳しい人。

常に1番を目指せと言われてきました。

幼い頃の私は頑張っても頑張っても認めてもらえない感じがして

辛い日々を過ごしていました。

 

一方、母は真面目だけどあまり物事を深く考えないタイプ。

私が自家中毒に何度なっても特に原因を突き詰めたりはしない。

でも優しくて、何でもしてくれる人でした。

 

父は細かくて厳しかったので中高あたりからほとんど会話はしなくなりました。

さらに、「お兄ちゃんに比べてお前の顔は・・・」と容姿をバカにされることも多く反発心がありました。

 

私が短大生の頃、母は職場の人間関係が原因でうつ病になってしまいました。

一人暮らしをしていた私は看病を父と兄にお願いしていましたが、

時々帰ると父は母に「ダラダラしてるんじゃない!シャキッとしろ!」と

全くうつ病に理解を示していない様子でした。

 

職場から離れて一時的に回復した母でしたが、暴言&暴力を振るう父によってまた鬱状態になってしまいました。

 

そんな状態が4〜5年続き、感情を抑えられなくなった父が母や当時フリーターだった兄に向ける怒りが尋常ではなく、死の恐怖さえ感じるようでした。

 

父が「お前ら出て行け!」と何度も言うので、

私は自分自身もその場から逃げたかったし、

母と兄を救いたい一心で家を出ることを提案しました。

 

当時の父を怒らせたら何をするか分からない。

だから、父がいない間に家を出よう。

 

そう決めて、兄が物件を見つけ

荷物を少しずつ運び、

父が仕事でいない昼間に

引越し業者に来てもらって全ての荷物を持って家を出ました。

 

母はDV届を市役所に出し、行き先が分からないようにしてもらっていました。

しかし、数日後、後を付けられたようで引越し先の駐車場に停めてあった私の車のフロントガラスに父からの手紙が置いてありました。

 

「お前らはお母さんに騙されているんだ」という内容。

 

私はそれまでの父の言動を見てきて、何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。

 

続く