大昔に大塚家具で買ったライティングデスクには椅子がなかった。

ダイニングの椅子だと少し高くて腰が痛かったから、それより低いものを選び、高さだけは妥協せずに選んだ。

そうして勉強用のスペースを設えたのは2020年3月。

4月から大学生なので、そのための環境を整えた。


ところがその4月、コロナが蔓延し、せっかくのスペースは在宅ワークにも使わなければならなくなってしまい、とても残念な思いをした。

しかし在宅ワークは想像以上に気が楽で、それでもサボらず仕事をしている私の姿を見て、夫は「真面目だな」と言っていた。


この3月に大学を無事卒業したので、就職活動をしつつ、英語の勉強をしようとか、本を読もうとか色々思っていたのに、一向に進まず、ダラダラ過ごしてしまう。

大学生の私はあんなに凄かったのに、強制力を失った途端、このざまか。


部屋は暑いのでパソコンをリビングに持ってきてみると、途端に眠くなる。

42年も休むことなく定年まで働いたんだから少しくらいはゆっくりするつもりだけど、ハローワークを通じて求人に応募している。

↑この表現には「次々不採用通知が届いている」という意味を含む。


昨日は一気に5社分の資料を作り、応募しなければならなかった。

案の定リビングでだらだらと進めていたら眠くなってしまったので、これは机に戻らなきゃと思い、例の机に向かうと一気に片付いてしまった。

どうして今まで気づかなかったんだろう。

あの机、聖なる机なんだ。

あの机がなかったら卒業できなかったのでは?

真面目に在宅ワークができたのもこの机のおかげ?


さあ、それがわかれば何でもできるね。

たとえそうじゃないとしても、思い込むことで机は威力を発揮するはず。


昨年はこの暑さの中、夏期スクーリングに通ったんだっけ。凄いなぁ。

さすがにこの暑さはない。こう暑かったら強制力がなければ外出できないから無理しなくてもいいけど、家にいるならせめて英語の勉強をしようよ。


ライティングデスクは開きっぱなしで閉じることはできないし、更に今はこんなに片付いてない。


椅子は安物だけど、ストレスなく使っている。

多分椅子は品質どーのこーのより、高さが大事なんだ。これはこれ以上ない「ザ・ベスト」なんだと思う。


実は今はリビングでダラダラ、テレビ観ながらスマホで投稿中。

少しはゆっくりしてもいいけど、シャキッとしよう。