生まれて初めて
彼の「声」に恋した
顔も姿も見てないのに
惹かれてしまった
イケナイコトなのに
止められなかった
通話するようになり
出会って2ヶ月ちょい後
東京で
初めて会った
「やっと会えたね」
私からはペアリング
彼からはペアブレス
イケナイ事なのに
イケナイ事である事すら
忘れてしまう出会い
止められなかった
「急加速」
それは10ヶ月続いた
「遠距離恋愛」
会いに行くよりも
多く会いに来てくれた彼
初めは条件付き
「彼女ができるまで」の彼女
彼の将来を
私が独占する権利は無い
泣きながら
心から泣きながら
夏に
私から別れを告げた
でも私たちは
離れられなかった
秋に
彼からプロポーズ
重い決断
すぐには飛び込めなかった
でも
「彼とはずっと一緒に居たい」
なかなか会えない事が
遠距離がもう限界に来てた
私は
家を飛び出して
1ヶ月間
共に暮らした
寒くても
小さな家でも
シングルベッドでも
幸せだった
～続く～