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こんな事態、誰が予想しただろう。




大地震が起きて30時間以上が経過した。



余震が続く中、監禁された私達は、

結局幕張メッセの近くのホテルで一夜を過ごした。



翌朝、テレビをつければ被災者の数は増える一方で、

観るに観かねる悲惨な映像が流れている。

一年前から企画していたドラッグストアショーは、

残念ながら両日とも中止という判断が下された。




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一部のJR・地下鉄が運行再開したという情報を頼りに、


バス・電車を駆使して、3時間以上かけてやっと都内に戻ってきた。



週末なのに、人通りは少なく、街はガランとした様子。



あらゆる商業施設が営業を停止している。

東京タワーの先端でさえ曲がっている。





渡辺由布子オフィシャルブログ-__.JPG





なのになんで

こんなに空は青くて、穏やかなの?




なんか憎らしいよ。

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一日ぶりに自宅に帰り、恐る恐るドアを開けると、


思いもよらない光景が目に飛び込んできた。





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まるで私の留守の間に泥棒にでも入られたかのような有り様・・・。




過剰なほど部屋に充満する香りは、


アロマディヒューザーのグラスが割れて液体が全部こぼれたから。



キレイに立て掛けていたはずの帽子やアクセサリーのコレクションは


見事に崩れて散乱していた。




地震の余波はこんなところに仇となって現れた。





壊れたモノ、無事だったモノ、一つ一つを


手で拾ってもとの位置に戻しているうちに、



涙が溢れてきた。







なんて人間はちっぽけなんだろう。


どんなにお金や名声がある人も、


被害に遭えばみんな無力になる。




自然の猛威を思い知った。






物はまた買えばいい。


家はまた建てればいい。


けど、命は何にも代えられない。





今、自分の部屋があって、


ここにいられることをありがたく思え。






募金、寄付、節電・・・・





どんなに小さなことでもいい。


一人の小さなことが集まれば、


大きなチカラになって役立つから。





人間一人じゃない。


国境を越えて、


今、世界中が日本に目を向けて、


一つになって応援してくれている。





今、自分ができることを考えて、


今日も電池式のラジオに耳を傾ける。










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より迅速な意思決定のもと、被災の現場で役立つ、

NPOに寄付されるからベター。





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