飛騨旅行 その2 | 花火屑

花火屑

本当に良いものはいつになっても色褪せない

さて2日目。

北陸地方へ1泊2日旅行と言うことで覚悟はしていましたが、早朝出立でございます。
まず向かったのは九谷焼のお土産屋さんだったのですが、そこに行かなくても良いからもっと寝る時間が欲しかった…。

前日の夕方から当日早朝にかけて、かなりの大雨が降っていました。
もうホント、バケツをひっくり返したようなヤツです。
ワタクシ雨女なので嫌な予感はしてたんですよね…。

お土産屋さんを出て向かったのは自殺の名所と有名な「東尋坊」です。
乗る予定だった遊覧船は天候悪化のため運行休止になりました。
が、向かっている途中でなんとピッカピカに晴れて参りました!母は晴れ女なのでそっちが勝ったようです。
$花火屑-全景

強風は残ってたんですが、見事にかっきり晴れました晴れ
水平線まで見渡せて気持ちが良いな!
でもやっぱり遊覧船は休航です。チェ

$花火屑-岩だな

こんな岩棚がずーっと1.5kmほども続いているとか。
「東尋坊」とは昔の飲んだくれ坊さんの名前なんだそうですよ。その坊さんがあまりにも迷惑なので、流れのサムライに頼んでここでだまし討ち?したとか。
そんな逸話を聞かせてくれるバスガイドさんは朝からハイテンションです…。

$花火屑-荒波

荒れ狂ってます。
これじゃー遊覧船に乗っても酔っちゃって風景を楽しむどころじゃないな。

東尋坊でソフトクリームやらお土産を買って、一路、金沢城→兼六園へ。
バスガイドさんが教えてくれた所によると、兼六園には日本最古の噴水があって、自然の水圧の力で吹き上がっているんだそうです。
昨日からの雨のおかげで、さぞや綺麗に見えるだろうなと想像してたんですが…。

$花火屑-種から育てた松

根上がりの松やら種から育てた松やら、松がたくさんです。
6つの風景を兼ね備えた園という意味で"兼六園"になったのだとか。

料亭でお昼を食べることになっていたので、その料亭のガイドさんについて兼六園の中を散策しました。
とは言っても、ガイドが必要なほど難しい物はないんですけどね。
$花火屑-一枚の橋

一枚岩で造った橋です。この奥の石灯籠と共に兼六園の中でも特に風景の良い場所として、パンフレットの表紙にもなっている景色です。
$花火屑-時雨亭

湖にせり出すように建っている茶室。
兼六園の中や周りの建物の名前は面白いです。変な読み方をします。

ガイドさんに従って園を出て、さぁお昼だ!
と、ここで私はふと思い出した。
あれっ!噴水は??
ガイドさん、見事に噴水をすっ飛ばしました!

せっかくバスガイドさんに教えてもらって楽しみにしてたのにーっ!
因みにその噴水は金沢城の庭にあったものの試作品ではないかと言われているそうです。←パンフレットから!

$花火屑-前田利家像$花火屑-石川門

お昼を食べて、出発までに少しだけ時間があったので自称健脚の私は1人で金沢城趾を見てきました。
といってもこの日は運悪く石川門が修理中だったので、下からちょろっと見ただけ。
ついでに前田利家の像を写真に納めて戻りました。

$花火屑-金の茶室

金沢城の近くにある東の茶屋街というところに寄って金箔のお店「箔座」さんへ。
ここは京都の金閣寺へも金箔を納めている名店なんだそうです。

写真は店内にある金の茶室。
奥にある金の茶釜は5,000万円の代物らしいです。

この旅行で泊まった宿に金箔入り化粧水が使えるようにあって、それが凄くしっとりといい感じだったんですよね~♪
ここでも取り扱ってて欲しかったんですが、1本5,000円近くしたので断念。。。
変わりに金箔入り油取り紙を買ってきましたQueenly

買い物を終えて一路、上田駅へ。
新幹線の予定時刻より1時間も早く到着してしまい、駅周辺をブラブラするハメになりました。
もう暗かったので上田城まで脚を伸ばすこともなく、余分にお土産を買って新幹線に乗り込みました。

キツキツの旅行だったので自宅到着は11時近くなっていました。
久しぶりの家族旅行、天気にも恵まれて楽しく過ごせました。

これから1年NZに行くわけですが、日本にもまだまだ行ってないところや知らない良いところがたくさんあるんだなぁと、まだちょっと日本を回りたいような気もしました。